七夕の日に車との別れを

７月７日　土曜日　曇りのち雨

４ヶ月前からドクターストップで運転を控えていますので、車を手放さそうかどうしようか迷っていました。
保険をお願いしていますわたしたち夫婦の友人と日産自動車の担当の方にも電話で伝えました。
今日、次女の婿殿が車を持って、査定をしに行ってくれることになって居てお昼頃出かけました。

先方に到着してから、日産がどのくらいの値段を言ってきているかの問い合わせがありました.
まもなく婿殿が帰ってきました。すでに契約を終え、車は明日持って行くことにしてきたと言うのです。

これにはビックリしました。そんなにせかされるとは夢にも思っていなかったのです。
振り込み先の口座番号と印鑑があれば良いと言います。
今の軽自動車がわたしにとって最後の車、まさかこれほど急なことになるとは・・・。

わたしの車のナビは後付けでしたから、婿殿はそれを外したかったようです。
娘の軽自動車にそのナビをつけるつもりのようでした。
日産自動車へ持って行きそこでナビを外して戴いけたのが夕方の６時頃のこと。

次女から「このまま明日では無く今日の内に納車してくる」と言ってきました。それを聴いてショックでした。
車を手放す事だけでも寂しいのに、わたしの車の最後を見送らなくてはもっと辛くなる。
わたしの車にありがとうと言いたいし、さよならも言いたい。本当はせめて２，３日はお別れに日にしたい。

わたし独りで明日、車を持って行き、帰りはタクシーでかえってこようと決心していました。
娘夫婦がやって来ましたのでそのことを話しましたら、「明日の午前中に納車」と言う契約と聞かされ唖然。
明日の午前中、と時間を切られますとわたしも落ち着きませんから、婿殿の言うように今日納車をする事に。

婿殿に助手席に座って貰い、わたしがハンドルを握り最後の運転をしました。
わたしが選びわたしが買った最初で最後の車。言葉では無く気持ちの上できちんとお別れをしました。
娘婿とわたしが先に走り、次女はわたしの車の後を付いてきていました。

成り行きで車を急に手放す事になって、寂しさもありましたし娘夫婦にもお世話になりましたので、
夕食を外でする事にしました。でもビックリするほど土曜日のためか結構混んでいました。
高３の孫娘と高１の孫息子は期末試験中と言います。試験中と聴いて心配でしたが大丈夫だとか。

孫達と一緒ですと、わたしの食は進みます。美味しく戴きました。
家の門の前で下ろして貰い、彼らの車を見送りました。
手放すと決めたのですから、早くケリをつけた方が良かったのかもしれない、そんな気もして来ました。
今日は七夕です。わたしにとっては大きな別れの日になってしまいました。