亡き父を 想い出しつつ 花談義

１０月２５日　金曜日　曇りのち雨

１０月２５日、父の祥月命日。
でも富士宮に作って仕舞ったお墓、
遠すぎて行かれない。
それに、台風２７号が向かってきている。
せめて、写真の前に庭で咲いたシュウメイギクを供えた。
お花が大好きだった父。

父はシャクナゲやシャクヤクなど、
派手な大きいお花を好む人だった。
水仙も八重のものが好きだったし、
椿も八重の大輪を好んで植えて居た。

わたしは父の好みとは真逆。小花が好き。
椿は一重で小ぶりの形状をした山椿が好き。
水仙も一重の日本水仙が好き
菊も大輪より黄色やエンジ色の小菊が好き。
リンドウも栽培されたものより
山で咲く自然のままのリンドウが好き。

白いマーガレットも大好き。
マーガレットの白い花が庭の片隅に
山盛り咲いていたら・・・
想像するだけで幸せになる。

あるじのホタルブクロはあちこちに咲かせるけど、
わたしはマーガレットを一カ所に沢山咲かせたい。
あるじとわたしの庭への夢は全く異質だった。
家の中はわたしの領分で
庭とガレージはあるじの領分と言われて、
庭への発言権は無し。

それで今もあるじの庭のまま、維持している。
わたし流にするほどのエネルギーもないし、
あるじにはいつでもこの庭にいて貰いたい。
姿は見えないけど、あるじは庭にいると信じている。