フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

背広の解体作業で、知った事

2014-11-09 18:24:27 | 洋裁(リホーム・小物作り・その他)
11月9日 日曜日 朝の内小雨のち曇り

今日も一日中暗く鬱陶しい日、そして冷たかった。
朝食は、常備菜を大皿に盛りつけお野菜をメインの食事をする。果物やヨーグルトも有るので満腹。

食堂のテーブルから立ち上がりたくないので、歯を磨きリコーダーを吹き始めた。
ジャズの曲集を買ったけれど、楽譜の表記法なのか、何故か馴染めず放置している。
以前、店で開いていた歌声喫茶の楽譜作りのために、あるじが買っていた楽譜を先日見つけた。

その楽譜に「雨に濡れても」とか「イパネマの娘」などが載っているので、まずはそれを吹いてみる。
どちらも以前、ピアノで弾いたことがあるけれど、先生曰く「その弾き方では踊れない」と…。

行進曲風の4拍子の音楽で育ってきているので、リズムが難しい。リズムに乗れない。
それでも、当時の訓練が功を奏しているのか、当時より多少乗りやすくなっているような気がする。
ちょっと嬉しい…。

その後は、ひたすら背広の解体作業をする。2着は解体作業終了。
3着目、それはあるじの父親が着ていた物で、父が亡くなってから形見に戴いた背広。
がっしりした父だったので、テーラーに持ち込み修正して頂きあるじが着ていた。
その解体作業を始めて驚く。作り方や裏地などが全く違う。父の背広の裏地も作りもおしゃれ。

75年以上前の背広は、ポケットの蓋の裏側や身頃の裾の処理などに、粋な処理がしてある。
わたしの父の背広の裏地も、こんな風におしゃれだったことを思い出した。
裏地だけではなく、芯の素材やその処理の方法も、ダーツの処理、裁断方法も違っていた。
時代の変化と共に、と言うことか…。こんな風に解体作業しなければ、気がつかなかったと思う。

脱サラした時、着られそうな数着の背広を残して処理をしたので、冬物は3着だけ。
夏物の背広もあるが、それはそのまま破棄しても良いと思って居る。そうすれば解体作業は完了だ。

何を作ろうか?その接ぎ合わせ方法は…? そんなことを考えているだけで、うきうきしてくる。
コメント
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