フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

物の無い時代を経験したからこそ、考え付く諸々の再現を楽しんでいます。

2020-02-05 22:02:38 | 日記

今日も、良いお天気でした。昨日は午後からずっと縫物に興じていました。昨日から壊れた傘の布をエコバッグに再生しています。

先日完成した厚手のストライブの傘で作ったバッグが、パソコン入れに丁度良いことを発見しました。この袋なら、少々の雨では全く心配がいらない…、と再認識しました。パソコンが軽くなったので、パソコン教室が楽しみになってます。

今は淡いベージュの布地がとても薄いので、中身が多少見えてしまうのでは?とちょっと気になっています。ただ、布地が薄いだけに、軽いので気に入ってます。

 

傘の布を捨てるのが勿体ないので、エコバッグに再生しているのですが、再生仕事は新しい布で作るよりかなり手間がかかりますし、時間も掛かります。それなのになぜ傘の布を使うの?と言われそうですが、楽しいのです。

 

こんな言い方をすると「年」と言われるだけなのですが、戦後の物が全くない時代を知っているので、物が豊富な時代に生まれた娘や孫に「物を捨てないで再利用する」、その行為そのものを見て欲しいと思っての事です。

 

「冷蔵庫に有る物だけで料理を作る」という事も、戦後の物の無い時代を経験してますし、その時祖母や母がいろいろ工夫して料理やおやつを作っていたのを見て居ました。

それともう一つ、結婚するまでお給料は全額お小遣いだったのです。生活費が必要ですから、独身時代の時のように飲み歩くことが出来なくなり、そうしたあるじが気の毒になり、同僚の方たちと家に来て頂いたら?と言いました。

わたしたちは社宅の1階に住んで居て、独身寮はそのビルの5階でした。あるじは、大酒飲みも居るし、よく食べるけど大丈夫か?と心配していましたが、実家ではいつも15人位の食事を作っていたので、量の事では問題無しでした。

問題は料理の材料費とお酒の費用でしたが、お酒は彼らが持ってくるよ、とあるじが言うので安心しました。後は材料費を押さえた料理を考えれば良いのです。これが、とても良い経験になり、今も助かってます。

若い独身男性ですから、肉料理無しという訳に行きません。ただ、わたし自身、肉類はダメでしたから少々困りました。でも、当時一番安い肉が、「鶏の砂肝」という事を知りました。

次は砂肝の料理法です。今のように調べる術が無い時でしたし、わたしが肉嫌いでしたから、これが一番問題でした。でも、わたし流の砂肝料理を作ってみました。以外にそれがお酒飲みの客人に気に入って頂け、嬉しかったです。

あるじが同僚の人たちと飲みに行った時の費用よりかなり安く上がりましたし、わたしも帰宅を心配しながら待たずに済みますし、一緒に食事も頂きました。

お客人たちも、お開きになり帰宅は5階に移動するだけですから、とても喜んでおられたことを覚えています。

今では肉嫌いのわたしも砂肝が好きになり、飲み客の時は定番になっています。娘たち幼稚園に行っている頃、お弁当のおかずにも使っていました。好物になっていました。

 

この頃、久しく砂肝料理をしていませんので、近々砂肝を買って来て挑戦したくなっています。美味しくて低価格料理の一つ、思い出深いです。

傘の再生仕事から、砂肝料理に移行してしまいましたが、砂肝料理もバージョンを変えて楽しんでいました。懐かしい良い思い出になっています。

コメント
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