フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

今日は夫の15年目の祥月命日でした。何故かいつもとは違い、感情が込み上げ困りました…。

2021-12-03 22:55:12 | 老人一人暮らし
15年前の今朝、夫はベッドで冷たくなっていました。
瞬間、声も出ませんでしたし、動くことが出来ませんでした。
此れという持病も無く、元気な夫でしたので衝撃は大きかったです。

最初にお隣さんに行き、2階の寝室まで一緒に来ていただきました。
何がどうしたのか、考えられ無かったのです。
お隣の奥さまは、当時寝たきりのご主人のお世話を自宅でして居られました。

彼女も夫を見た瞬間、言葉が無かったです。
そして、”救急車では無く警察に電話をしないと…”と言われました。
”息をして居ないのだから、救急車では無い”とはっきり言われました。

寝たきりのご主人を抱えておられましたので、長居は出来ません。
わが家の娘達に電話をしたかどうか聞かれたような気がします。
それから娘たちに連絡をしました。

警察の人は、寝室をくまなくチェックしながら写真を撮っていました。
寝る間際まで羽織っていたはずの上着が、床に放り投げてありました。
着ていたものを畳む習慣は、夫には有りませんでした。

その様な部屋の様子を、全て写真に収めて居ました。
テレビのドラマで良く見る景色です。
その時、わたしは思考力も感情も無い状態でした…。

毎年、祥月命日を迎えても、胸は苦しくなりませんでしたが、今朝は違いました。
我慢しているのが苦しくなり、自然に涙が流れだし、子供の様に声を出して泣いて居ました。

どうして?なんで?と、自問自答。自分の感情を押さえられませんでした…。
でも、自然に激しい感情は治まってきました。

先日、15年蔡でしたので、”今月のお墓参りは無し”と思っておりましたが、
次女が、”お休みを3日にしたのでお墓参りに行こう”と、言ってくれました。
嬉しかったです。わたしは独りで行くつもりでした。

お墓詣りをしてから、ランチも一緒でした。先月と同じコースです。
今までこのような事は無かったので、少々戸惑いを感じてます。
以前は我儘一杯、自己主張が強い彼女。
そんな彼女が、何時も疲れた顔をして居るのも気になって居ます。

幸せになって貰いたいです。それだけを願っています。
コメント
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