8月5日は、亡くなった父のお誕生日です。
偶然ですが母のお誕生日は8月7日でしたので、いつもお祝いは8月6日に。
両親のお誕生祝をするときは、”家族会”と言うより”団体”の様でした。
12人の孫がそろった頃から、なぜか一泊の温泉旅行になりました。
孫たちは大喜びでした。飲まないわたしは孫たちと遊べ、楽しかったです。
それに、支払いは両親でした。支払いがどの位だったか知りませんが、
今更ながら、すごい両親だったと感謝してます。良い想い出になってます。
わたしの夫が脱サラし、手作りパン「フォンテーヌ」の営業開始で、
娘たちはともかく、わたしたち夫婦は家族の行事に参加出来なくなり、
両親は中止してしまいました。申し訳ない事をしたと思っています。
両親がわたしたち5人の子供とその配偶者夫婦、孫たち12人と、
母の妹夫婦と母の親しい友人お一人の総勢27人。
まさに小さな団体旅行でした。
お店を臨時休業して参加して欲しいとは、夫に言えませんでした。
夫の母親の葬儀の日も、娘たちの結婚式の日もお店は営業しました。
住宅地の中の一軒しかない、手作りパンの店ですから、休めないと言います。
夫は早く店に入り、主としての仕事を早めに片付け、
職人さんとパートさんにお願いして、
葬儀場に向かったり、結婚式場に向かったり…。
わたしも数時間早く店に入り、私自身の仕事を片付けてから、
パートさんにバトンタッチして、嫁ぐ娘を乗せ、車で式場に向かいました。
会場で、娘は純白のウエディングドレスの花嫁さんに変身し、
わたしは留め袖を着て、花嫁の母に変身…。
花嫁の父の夫は、お祝いのお酒を頂き真っ赤な顔になっていましたので、
帰りの運転手は当然わたし。着替える間もなく留めそでを着たまま帰宅。
着替えてすぐお店に直行しました…。
感激に浸る時間は皆無でしたが、今では良い想い出になってます。
二人の娘に、それぞれ二人ずつ孫が授かり、一番下の孫が23歳になります。
夫に、成人した孫たちを見て欲しかったです。それが心残りです。