10月１９日（木曜日）大学時代に、国文学に魅せられました…

今日は木曜日です。いつも通り長女がやって来ました。
ただ、困ったことに早朝から、最悪な自身の体調に戸惑っていました。

今日は、資源ごみ回収日ですから、頑張って収集所に持って行かないと、です。
月に２度の回収日ですから、まとめて置いた紙ごみだけは出さないと…。
部屋はコンサートのチラシや、恩師の研究発表の時の資料など、印刷物が山盛り…。

コンサートのチラシは、少しずつ処分していますが、研究資料はまだそのままです。
考えてみますと、楽しみの為ならコンサートのチラシを残した方が良いのですが、
何故か、ほとんどしまったままの研究資料なのに、残したくなる自分が不思議…。

恩師は、論文を発表なさる時は、大抵ご自分の資料、と言うより普通では見られない、
資料本を展示しておられ、更に、資料の印刷物も頂いていました。
その資料を持っているだけでも、当時を思いだせるから不思議…。

結局、処分したくないので、わたしが居なくなってから、面倒でも娘にお願いしています。
余り旅行には行かれませんでしたが、その旅行の資料も困った事に処分できません。

理科系に行かれ無い身体になり、英文科に進んだのですが、２年になる時、国文科に転科。
高校までは、国語は一番嫌いな科目でしたが、教養課程の国文学を受講して、国文学に傾倒。
平安後期から鎌倉時代の文学に夢中になりました。

更に、筆文字の変体仮名の美しさに魅せられました。
辞書を引きながら英文学を勉強するより、変体仮名の日本文学に触れたくなったのです。

国文科に転科したことは、両親には無断の事でしたが、叱られませんでした。
元々、数学が大好きだったのですが、まったく違う国文学も好きになったのです。

学生の頃は、更級日記や伊勢物語を、筆文字の変体仮名で読んでいました。
文字が大きいし、活字本の様に流れるように早く読めませんから、
目が疲れませんから、読書を楽しみました。満喫…。

家事をしながらの学生時代でしたから、忙しかったですが楽しかったです。
良い想い出が、山盛り…です。