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【私の市民革命論No1金融革命No2】:提言3『実体経済』と『金融経済』の本質を理解しよう!

2020-06-24 16:41:39 | 杉並からの情報発信

(つづき)【私の市民革命論No1金融革命No2】:提言3『実体経済』と『金融経済』の本質を理解しよう!


世の中には『実体経済』とは別に、『実体経済』の数十倍の規模を持ち『実体経済』が生み出す価値を奪って日々肥大化する『金融経済』が存在することを理解しよう!


一言で言うと『実体経済』とは、『人間が主体の経済』であり、『金融経済』とは『カネが主体の経済』である。


▲経済には『実体経済』と『金融経済』という『二つ全く異質な経済』が存在し『金融経済』が『実体経済』を破壊し日々肥大化していることは隠されている!


我々が現在生活している社会は『金融経済』が『実体経済』を破壊し日々肥大化している『超金融資本主義社会』であることは隠されている!


我々は『経済学』には『古典派経済学』『近代経済学』『ケインズ経済学』『マルクス経済学』などが存在することは知っているが、『実体経済学』と『金融経済学』という学問自体が存在しないことすらも知らない。


これまでの経済学者は『実体経済』と『金融経済』という『概念』自体を規定しないで来たので『実体経済学』と『金融経済学』という学問自体は存在しないのだ。


なぜならば、もしも経済学者が『実体経済』と『金融経済』という『二つの異質な経済』の『概念』を規定すれば『実体経済』と『金融経済』の『本質』がバレてしまい、我々が現在生活している『超金融資本主義社会』の『正体』がバレてしまうからである。


▲『実体経済』の『本質』とは何か?

それは、我々の日々の労働によって物やサービスを生産し流通し、我々の日々の生活で消費することで『人間の役に立つこと』すなわち『価値を生み出すこと』である。


▲『金融経済』の『本筆』とは何か?

それは、『実体経済』が生み出した価値の一部を『証券化』して株や社債や国債や商品先物やデリバテイブやFXなどの『金融商品』にしてその売買によって『差益=カネ』を確保することである。


『金融商品』の売買とは、『証券』のやり取りで『差益=カネ』を儲ける行為であり博打と同じ『人間の役に立たない価値を生まない』行為である。


このことをわかりやすく説明しよう。

私が1000円でスーパーで食料品を買う場合(実体経済活動)と、私が1000円で証券会社で株を買う場合(金融経済活動)を想定しよう。


私がスーパーで1000円で買った食料品は、後に料理して私や家族の食事に供され私たちの栄養源とエネルギー源となる、すなわち『人の役に立つ行為』である。


他方、私が証券会社で1000円で買った株は手元に株券として残るが、食料品でも衣料品でもなく紙であり食べることも着ることもできない。すなわち我々の日々の生活に『役にたたない』のである。


私はこの株券を後日株価が上昇して『差益』が派生した場合に売却して『差益』を手に入れる時まで手元に置いておくのである。


▲我々が生活している『超金融資本主義社会』の『正体』とは何か?

それは、価値を生まない博打経済である『金融経済』が『実体経済』が生み出す価値を奪い取り数十倍の規模に膨れ上がり日々『実体経済』を破壊している社会である。


それは、『大格差社会』、『分断と対立、『テロと戦争と難民』、『不況とバブル』、『地球温暖化と地球環境破壊』、『第三次世界大戦=全面核戦争の危機』を生み出す『元凶』である。


(金融革命No2おわり)

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