格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

中国によるチベット支配の構造

2009-07-26 21:39:17 | オルタナティブ通信


中国によるチベット支配の構造




*・・・メールマガジン版オルタナティブ通信、第一回配信予定の「新編成された中国軍の2部隊の軍事行動、新設された中国軍事大学の新動向」についての記事参照。



「中国がウイグルを弾圧する理由」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/124134246.html


「ウイグルで、中国が実行する異民族虐殺・・・明日は日本」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/123821982.html


「チベットと共に動き出すウイグル」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/95241586.html


「ハイテク化される中国軍・・・ロスチャイルド世界帝国の実働部隊」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/95129854.html


「中国の対外膨張」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/107542044.html


「チベット問題の本質・・・金で殺人を請負うマフィアと中国政府の一体化」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/98523841.html


「中国=ロスチャイルドが建設を開始したユーラシア横断鉄道」、

http://alternativereport1.seesaa.net/article/106000790.html


「中国崩壊への準備・・時代遅れのナショナリズム」、参照。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/52795553.html





 チベットでは、西暦2000年を前後して銅、亜鉛・鉛、鉄鉱石の鉱山・鉱床が多数発見され始め、現在、中国政府が公表しているだけで、チベットのみでの年産が銅200万トン、亜鉛・鉛が1000万トンを超えている。

 また、さらに最近、わずか1ヵ所の銅鉱山で年産789万トン採掘可能な鉱山が発見されている。これは世界最大規模である。

中国政府は、こうした資源を運搬するために青海ーチベット間の1145キロに渡る青蔵鉄道を建設し、一昨年、完成させている。

 しかし、この資源開発からはチベット人が排除され、漢民族だけが資源を独占し、その利益は漢民族だけが独占している。鉱山開発による環境破壊も進んでいる。

 そして漢民族だけが鉱山開発の利益を得るために、続々と漢民族のチベット移住が行われ、漢民族がチベットで多数派を形成しつつある。チベットの中心都市ラサでは、既にチベット人15万人に対し、流入した漢民族が20万人となっている。

こうした漢民族の大量流入で、チベットの独自文化・生活習慣が漢民族化され、事実上のチベット文化の安楽死、チベットの「亡国」化政策が行われ、また資源略奪が続いている。

 資源を豊かに持つチベットの鉱山・鉱床の面積は、現在確認されているだけでも、総計で米国のカリフォルニア州、テキサス州、モンタナ州の3つを合計した広さになり、その無尽蔵な鉱床から、今後、どのような金属がどれ程見つかるか予測不可能であり、近い将来チベットが世界有数の資源大国になる事は間違いない。

 チベットを中国が軍事力で制圧し、植民地支配する理由はここにある。


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