『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

みんなの党『渡辺熊手店から脱却・縮小へ』

2014-09-25 09:34:15 | 日記

みんなの党の内紛を聞いているとカネと権力の争いです。渡辺前代表は国民にも国会にも十分な説明をしていないにもかかわらず特捜部の政治資金解明に対する動きが止まった途端に口撃です。今回のグチャグチャにより渡辺氏が機を見るに敏な政治家だということは分かりますが、概ね浅尾代表の主張が正論だということは分かります。DHCから渡辺氏が借りた8億円が政党助成金ですぐに返済されたがDHCへ返済されなかった経緯、個人的に使った9千万円の使い道など説明責任はあります。一方浅尾代表の野党再編もほとんど選挙互助会的野合です。2010年以降にDHCルートとは別に6億1500万円借り入れていることも新たに分かりました。これらのお金は政党助成金が返済の原資として使われており不透明のままです。このような抜け道だらけの政党助成金は問題ですし、今回の件で渡辺氏と安倍首相は裏で繋がっている感は否めません。一定数の参議院議員をみんなの党より連れ出すことで『大臣のイス』が保証されているのかもしれません。いずれにしても政治は国民やマスコミ向けに発することとは異なりカネと権力の争いだという裏事情を教えてくれた❝渡辺喜美口撃騒動❞はボディーブローのようにみんなの党はもちろんのこと裏取引疑惑のある安倍政権、政策にも影響を与えるはずです。日本は国会議員も地方議員、マスコミ、財界すべてに渡り個の利益を追求することが主流になりおかしくなってしまいました。

(以下コピー)  みんなの党の渡辺喜美前代表は24日、党の路線をめぐって対立している浅尾慶一郎代表ら執行部が求める事情聴取を拒否する意向を表明した。国会内で記者団に「事情聴取などという、おどろおどろしい言葉を使って悪宣伝をするのはやめるべきだ」と強調した。
 これに先立つ党役員会では、渡辺氏が掲げる「与党再編」路線は党として否定したにもかかわらず、この党方針と異なる発言を外部で続けている可能性があるとして、事情を聴く方針を確認した。渡辺氏は無役のため出席しておらず、異論はなかった。渡辺氏は、役員会後の両院議員懇談会に出席。安倍政権との連携を段階的に強化する「与党再編」路線にかじを切る必要性をあらためて強調した。

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