『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

ムーディーズ国債格下げ(?_?)円高&国債利回り低下

2014-12-02 08:19:42 | 日記

ムーディーズが日本国債を格下げです。何と日本国債格付けが中国・韓国、国債以下。格下げの理由が日本国債の利回り上昇予想です。しかしながら政府≒日銀と考えるならば金利上昇は当面考えられませんし、事実上の債務削減です。事実、日本国債は世界最低金利で買い意欲が十分あります。しかし、円安の流れは続きそうです。このような流れで日本経済は輸出・外国人観光が主力になります。景気対策としては輸出企業が国内に設備投資し国内雇用を増やす場合には減税すること、外国人観光客に課税を考えること。などが挙げられます。しかし、自民党が掲げている第3の矢、規制緩和は国内需要よりもデフレを呼び込みます。さらに平成29年4月からの消費税引き上げ+日銀による将来の金融緩和縮小はさらにデフレを加速します。これらに対処するには、官僚の発想では無理で安倍&黒田の長期化、金融緩和の継続&消費税凍結&国債、返済棚上げ別計上などのウルトラCが必要です。要は世界史上類を見ないデフレ経済対策には強いリーダーが絶対に必要で安倍首相の経済ブレーンによる英知を結集した政策などで海外輸出・外国人観光客からドルやユーロを稼ぎまくることが重要です。これらが実行されない場合にはムーディーズが指摘するような債券利回りの大幅上昇に見舞われます。その可能性は50%以上かもしれません。

以下コピー[ 11/21日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは21日、2015年末時点のドル/円相場見通しを10円引き上げ、1ドル=130円とした。さらに、2016年末時点で135円、17年末時点で140円になると予想した。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、日本国債の格付け(外貨建て長期債務)を「Aa3」から「A1」に1段階引き下げると発表した。ムーディーズ社は格下げの理由として、日本国債の利回り上昇リスクの高まりなどが要因としている。成長促進策のタイミングと有効性に不確実性がある、財政赤字削減目標の達成で不確実性が高まっていると指摘した。

格付け見通しは安定的としたが、日本の政府債務の格付けは中国、韓国を1段階下回ることになった。日本国債10年の利回りは0.4%台で推移しており、格付けに見合う水準であるとは言い難い。日本国債の利回りが極めて低い水準にあるのは、日銀が大量の国債買い入れを行っているからだ。それゆえに、日銀が国債買い入れを減らした場合、債券利回りは大幅に上昇する可能性は高いと予想されている。金利上昇を抑えるために、日銀による国債買い入れは際限なく増加するとの懸念も浮上している。。

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