日本サッカー協会は八百長疑惑を『八百長を示す事実はなかった。関与にかかわっていない。』とアギーレ監督の言い分のみ聞き、協会幹部の保身?で不可解な判断を下しましたが、実際サラゴア当時会長からアレーギ監督初め選手9人に資金が流れ、レバンテ側に八百長をするように還流した。ということであれば具体的でかなり信憑性の高い話になります。必要もなくそのような大金が動くはずがないからです。協会は判断を保留にしてスペインでの推移を見守るべきでしょう。日本サッカー協会にとってはアレーギ監督は救世主になりうるべき人物なので擁護したい気持ちは分かります。しかし、来年2月に供述が始まり、アレーギ自身が疑惑を晴らすことが出来なければ早期に監督解任や中途半端な判断をし混乱を深めた協会の責任問題という事態も想定されます。対応を誤ればただでさえ負けが込み人気下降気味のサッカー人気が一気に萎む事態も考えられます。子供たちに夢を与えるスポーツなので特に倫理と正義が求められます。
ジャパンカップはスピルバーグが3着と残念な結果となりました。こともあろうに勝馬ネピファネイアが筆者が最重要ライバルとマークしていたハープスターと同じ馬主とは・・馬主代表寺嶋さんですら先着するとは思わなかったはず・・しかし、2着ジャスタウェイには力負け脱帽です。さすが、ワールドベストレースホースランキング1位です。有馬記念はこの馬と負けたとはいえメンバー最速の上がり3ハロン34秒8をたたき出したスピルバーグ中心です。
以下コピー 疑惑の対象となったのは、11年5月に降格危機にあったサラゴサがレバンテを2―1で下した試合。日本とスペインとでは司法手続きが異なり、現在は予備的な手続きの段階。今後、検察官によって告訴された場合にのみ本格的な捜査が始まる。アギーレ監督がスペインで独自に依頼している弁護士によると、告訴された場合は監督業務が考慮され、公式活動のない来年2月に供述を行う必要性が出るという。さらに十分な嫌疑があれば起訴されて裁判が始まり、有罪の場合は6か月~4年の懲役となる。
告訴、起訴となった場合はスペインでの聴取が増えるため監督業務の続行に支障が出る。解任の可能性を問われた三好氏は「その場合になったら考える。軽々しいことは言えない」と慎重な姿勢を示したものの「展開によってはまた事実確認が必要。これで終わりとは思っていない」と長期化する可能性も示唆した。
今月中旬にはアジア杯(来年1月・オーストラリア)の代表メンバー発表が控え、29日からは代表合宿も始まる。疑惑が完全に晴れないまま代表活動を行うことが決定的になったことで、代表メンバーへの心理的影響が懸念される。
◆アギーレ監督の八百長疑惑 10~11年シーズンのスペインリーグ最終節。当時アギーレ監督が率いていたサラゴサは、11年5月21日にレバンテ(1部残留確定済み)を下して残留に成功。その際にクラブがレバンテへ120万ユーロ(1億7700万円)を渡し、負けるよう要請した疑いがもたれている。試合前日にサラゴサのイグレシアス会長(当時)が口座から40万ユーロを引き出し、アギーレ監督と選手9人に1人当たり9万ユーロの残留ボーナスを与えたというが、選手は検察の聴取にすべて当日に返金したと証言した。捜査当局はこの金がレバンテ側に渡ったと見ている。