原油2014年チャート6/20 107.26㌦の高値から暴落へ
FOMCが利上げは経済情勢を見極めながら慎重に判断する姿勢を示した途端NYダウが急騰です。昨日のNYダウは上げ幅が3年ぶりの大きさ、合わせて原油も暴落気味に下がり6月高値の半値に下がっています。一般ガソリン価格 も一週間で3円も下がっているようです。来年以降の電気料金値下げも見込まれ消費増税の影響で不振が続く日本経済にとっては神風です。しかし、ロシアではウクライナ経済制裁に続き、原油安・ルーブル安・金利高の三重苦で経済は大停滞です。ロシアは11月末現在外貨準備高が3700億ドルもありしばらくは世界経済に衝撃を与えないでしょうが、97年ロシア危機当時の5倍の経済規模になり破たん時にはロシア経済・ロシア人大富豪の凋落に留まらず、低迷する他国や世界経済を読み間違えた他国の企業・大富豪を巻き込み世界経済に衝撃を与えそうです。ただ、しばらくの間米国・日本を始め原油安の恩恵を受ける国を中心に世界的な株価高値波乱で法則を外し予想外に上昇する可能性も出てきました。いずれにしても高値波乱ですのでロシア経済破たん時に起こるであろ2015年衝撃は大変な規模です。通貨は平時→円安→波乱→ドル高→大波乱→円高となり安全度が高いドルを中心に目まぐるしく動くかもしれません。
以下コピー【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米金融政策の先行きに安心感が広がったことを受けて大幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比421.28ドル高の1万7778.15ドル(暫定値)と、2011年11月30日以来、約3年1カ月ぶりの上げ幅で終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は104.09ポイント高の4748.40(同)で終わった。