『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

夕食が『おにぎりパーティー』

2014-12-13 03:45:43 | 日記

子供の貧困が6人に1人。貧困から生じるのは負の連鎖です。貧困家庭の問題点は無知による先の見えない未来です。安易に生きてしまい目の前の散財は裕福な家庭と遜色が無い場合もあり見つけにくいのが特徴です。 下記の例ですと、お母さんがもう少し食材に対して考えるべきです。育ちざかりの子供は栄養が行きわたらないと老後いろいろな病気に悩まされます。スーパーで賞味期限間近50%オフの食材を活用するとか、長期保存用に冷凍庫を活用するとか、業務用スーパーなどでまとめ買いをするとか子供の栄養バランスを考える対策が必要です。さらにパート勤務から正社員雇用へ移動できるように働きかけも必要になります。働く意欲のある母子家庭は国で支える必要があります。逆に健康なのに働く意欲のない親からは子供を引き離し、子供は施設で十分な栄養を与え養育し元気に高校を卒業させる。自分を見失った親には更生させる必要があるかもしれません。いずれにしても社会的に弱い立場の子供は政府の保護が必要ですが、日本は中国・韓国などの特定外国人には生活保護などやさしく弱い立場の日本人に対しては厳しいようです。

★ 子どもの6人に1人が貧困であるということは、その直接の原因である保護者のあり方のその背後に、大人の一定数を貧困状態として維持し続ける必要がある経済状態(グローバリゼーション)に世界中が巻き込まれているということかもしれません。

以下コピー   給料日前の月末になると、夕食の食卓に連日、おにぎりだけが数個並ぶことがある。

 都内の母親(50)は、小6の長女(12)に「さあ、おにぎりパーティーの始まりよ」と声をかける。

 「だって『おにぎりしかない』って言うと暗くなっちゃうでしょ」。具は何がいいか、リクエストも聞く。「おかかとみそ、塩の3種類しかないけどね」

 母子家庭になったのは、長女が生まれてすぐだった。母親は専業主婦だったが、介護の仕事を始め、資格もとった。

 週4日、病院で介護士としてパートで働く。もっと働きたいが、周りになじめず低学年から不登校になった長女を放ってはおけない。パートの収入は月12万~13万円。生活保護も一部受ける。生活費にあてられるのは月7万2千円。うち食費は2万円ほどだ。

 長女は昨年からようやく、フリースクールに通えるようになった。給食は出ないので、昼ご飯を食べずに過ごすことが多い。帰り道の夕方、100円で9個入りの小さなシュークリームを買うのが楽しみだ。

 夕食は、午後7時すぎに帰宅する母親と食べる。モヤシだけの焼きそば、肉のかわりに12個で87円のウズラの卵が入ったカレー。「育ちざかりなのに。虐待じゃないかと思うこともある」と母親は打ち明ける。

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