韓国はマスコミや外交などで日本批判を繰り返していますが、原因を韓国が作り出しているケースが多い。日本で反韓感情が高まったのは李明博前大統領の竹島上陸や天皇陛下に対する暴言です。国内で自身の疑惑により支持率を落とした前大統領は支持率反転のきっかけに反日へ舵を切りました。朴槿恵大統領も日本批判を繰り返していますが、裏では慰安婦問題に対する日本の譲歩や経団連に対して経済交流を要求しています。韓国内では積極外交と受け取られ支持率も50%を超えているようですが、日本の安倍政権に対してはもはや『マッチポンプ』は通用しません。このような手段では関係改善は難しいでしょう。安倍首相はアベノミクス以外でも内政に明け暮れた歴代総理の中でずば抜けて積極外交を行い国内外でも高い評価を得ています。韓国では日本の衆議院選挙に関心を『アベノミクスVSアベリスク』と掲げ安倍政権が続くことが自国のリスクと位置づけられているようです。もっとも、韓国内でも「アベノミクスに対して経済的な観点では失敗と決めるには無理がある。経済成長率以外では肯定的に評価できる経済指標が数多く見受けられる。」と一方的に批判する日本の海江田民主党に聞かせたいようなバランスの取れた意見もあります。
以下コピー 外来語風の和製造語にマッチポンプという言葉がある。自分が火を付けておいて「火事だ、火事だ!」といって騒いで回るようなことをいう。韓国の近年の反日現象にはこれが目立つ。とくにマスコミがこの手口になじんでしきりに“反日ビジネス”をやっている。4日夕、ソウルで行われた日本大使館主催の天皇誕生日祝賀レセプションに対する一部マスコミの反日報道などその典型だ。
この行事は国際的には「ナショナル・デー」と呼ばれる恒例の外交行事で、日本やタイ、英国、オランダなど王室のあるところは王、女王の誕生日をナショナル・デーにしているところが多い。天皇誕生日は実際は23日だが、年末なのでソウルでは毎年、月初めに開催されてきた。ところが当日の東亜日報が「ソウルのど真ん中で日王誕生日祝賀、論難が予想される」と伝えた。「論難」というのは主観的で「こうあるべきだ」という“べき論”が大好きな韓国マスコミの常套(じょうとう)句だが、記者が「非難」の意味でそれを主張しているのだ。
国交がある国の公式外交行事であるナショナル・デー行事をケシカランというのなら、国交を断絶するしかないではないか。国際的常識を超えたこんなお手軽(?)反日報道が日本人の反韓感情に水ならず油をそそぐ。(黒田勝弘)