岩手では小沢一郎前議員が31歳自公推薦の藤原氏先行を許し落選の危機です。栃木でも渡辺喜美前議員が先行を許しています。東京でも1区海江田民主党代表は自公推薦の山田前議員との激しい競り合いです。18区は菅元総理が自公推薦土屋氏の先行を許しています。野党共闘194選挙区で優勢・激戦なのは38選挙区、残りは与党優勢やはり選挙目当ての野党野合は国民には受け入れられません。自民党幹事長時代から日本の政治をリードしてきた小沢一郎がもし落選したら戦後政治の終焉です。結局、綺麗ごとを並べ当選したのちは政局ばかりで日本を弱体化することしか出来なかったツケです。沖縄でも綺麗ごとを並べる野党系候補が4区の内2区を固め残りでも横一線のようです。辺野古移転が遅れれば政府からの補助金にも影響を与え沖縄経済が不況に陥る危険もありますが、島民の皆さんが受け入れるのであれば、仕方ありません。
以下コピー 自民党は、北陸や中国、四国などの12県で全小選挙区を独占する可能性が高い。前回は旧日本維新の会に押された近畿でも復調しており、180を超える選挙区で当選圏に入った。また、約80選挙区で民主党などと接戦を演じており、このうち55選挙区でやや優勢となっている。比例も過去最多だった2005年の郵政選挙での77議席に迫る勢いで、「自民1強」体制の維持が濃厚だ。
公明党も選挙区に擁立した9人全員の当選が有力で、比例も前回より上積みが見込まれる。自民、公明両党で、定数の3分の2に当たる317議席を超える公算が大きい。
一方、民主党は選挙区、比例とも前回をわずかに上回りそうだが、党内で期待が出ていた100議席の大台には届きそうにない。維新は12選挙区で競り合うものの、当選圏入りした候補者はおらず、比例も旧維新の40議席を大幅に下回りそうだ。候補者調整により、民主は127、維新は46の選挙区で共産党以外の野党との競合を回避したが、その多くは苦戦している。維新と分党した次世代の党も大幅に議席を減らす見通しだ。
共産党は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、18年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性がある。比例でも、前回は議席に届かなかった北信越、中国両ブロックも含めて健闘している。生活の党は公示前の5議席を割り込むとみられ、社民党は2議席を維持しそうだ。新党改革は議席獲得が厳しい。
今回の衆院選は「1票の格差」是正のため、小選挙区の定数が五つ減って295。選挙区に959人、定数180の比例代表に232人(重複を除く)の計1191人が立候補している。(2014/12/07)