「十善法語」その64・・・韓非子などは。仁と義とは虚文にて名分のみ正きと云。所詮只書生の類が唯書物の上にて。我好む所に随て色々に判断してみるまでのことじゃ。 . . . 本文を読む
中村涼應、幸真両師の「正統曼荼羅の研究」(NHK出版)にまさにお大師様の護国思想が曼荼羅にも現れていることが章立てで書いてありました。
この第七章は「弘法大師の護国思想と曼荼羅」と題し「真言密教では即身成仏と共に大切に考えられているのが護国思想である。大師にはとりわけ「仁王経」による護国思想が見られる。
大同四年(809)四月の嵯峨天皇即位後、翌年十月には大師は国家のために仁王大法を修することを . . . 本文を読む