密教の鎮護国家の修法には天台宗では熾盛光佛頂法(本尊は熾盛光曼荼羅。北極星の熾盛光佛頂を中心に八大菩薩、四大明王、十二大天、十二天宮、二十八宿などを円形に配したもの。)七佛薬師法、普賢延命法、安鎮国家法(二臂不動明王と八方に四臂不動を配する安鎮曼荼羅を本尊とする)、鎮将夜叉法などがあるとされ、真言宗では後七日御修法があるとされます。後七日御修法は真言宗最高の秘儀とされ,、元旦から七日まで宮中で行わ . . . 本文を読む
大智度論釋初品中尸羅波羅蜜義第二十一
卷第十三龍樹菩薩造・後秦龜茲國三藏鳩摩羅什
奉詔譯
(尸羅波羅蜜)・・1
(大品般若経にいう)罪と不罪とは不可得の故に、應に尸羅波羅蜜を具足すべし。
(大智度論にいう)尸羅とは好んで善道を行じ、自ら放逸ならざる、是を名けて尸羅という。或は受戒して善を行じ、或は受戒せずして善を行ず、皆な尸羅と名く。尸羅とは、略説すれば、身口の律儀であり、八種有り。不悩害・不劫 . . . 本文を読む