華厳経に偸盗の罪。又衆生をして三悪道に堕せしむ。若人中に生すれば二種の果報を得る。一には貧窮。二には共財自在を得ずとある。(華厳経・十地品第二十二之二「劫盜之罪。亦令衆生。墮三惡道。若生人中。得二種果報。一者貧窮。二者共財不得自在。」)
此偸盗の罪の悪趣を現ずることも。通途の者は信じがたきか。世間の道理を以て看よ。少々の盗を作者は必ず國の常刑有て許さぬ。何の國にも古今違はぬ。
周の末に田氏が斉 . . . 本文を読む
ローマ教皇訪日で広島では各宗派の代表が挨拶されているシーンがありました。
これを見て改めて日本で発達した「曼荼羅」や「本地垂迹」思想はあらゆる宗教を救うシステムではないかと思いました。つまり曼荼羅の中心にそれぞれ信仰する宗派の教祖様をすえて、他の宗教の教祖は自分の信じる教祖の変化身であるとすればよいのです。
胎蔵曼荼羅は中心に大日如来様がおられ周囲には無数の仏、菩薩、明王、天、二十八宿、十二宮、 . . . 本文を読む