福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

大智度論・・14

2019-11-18 | 諸経
(大智度論釋初品中戒相義第二十二之一) (優婆塞戒) 是の如き四罪(殺害、不与取、邪婬、飲酒)を作さざる是れ身の善律儀なり。妄語を作さざる是れ口の善律儀なり。名けて優婆塞の五戒律儀と為す。 問曰「若し八種律儀(四種の身律儀、即ち不殺、不盗、不邪婬、不飲酒、及び四種の口律儀、即ち妄語、両舌、悪口、綺語)及び淨命(清浄生活)を是れ名て戒となさば何以故に優婆塞(在家信者)は口律儀中において三律儀(不悪 . . . 本文を読む
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国家危機を救う仏教原理「成就衆生浄佛国土」その34

2019-11-18 | 護国仏教
田辺元は第2次大戦争中から時局に対する自己の無力を「懺悔道」と題して京大で講義しました。そして戦後すぐそれは「懺悔道としての哲学」として発表されました。しかしこの親鸞聖人に触発され聖徳太子に帰れという『懺悔』の考えは戦後の日本人に定着することなく今日の事態をむかえています。『震災後』が『戦後』と共に重大な意味をもってきている今日、岩波文庫「懺悔道としての哲学」から今日への指針として抜き書きしていきます。「懺悔道としての哲学」その1 . . . 本文を読む
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「十善法語」その78

2019-11-18 | 十善戒
たとえば此許に大君有て。萬國を掌握の中に置く。其中に数百の郡國を分ち。有功の臣を封じ。或は子弟を報ず。其分界定た上は。所出の財利多少等からず。彼には余り此には足ぬも。彼を奪て此に與へぬじゃ。此を減じて彼と等くせぬじゃ。それぞれに分限有て。みだりに與奪せざれども。率土みな我掌握たることを妨げぬじゃ。佛性縁起の不偸盗となるも如是じゃ。 同一法性。福徳荘厳は平等なれども。縁に随て此あり彼ある。彼此相分 . . . 本文を読む
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