大智度論釋初品中尸羅波羅蜜義第二十一卷(尸羅波羅蜜)・・3
復次に持戒の人の名稱の香は今世後世に周ねく天上に滿ち及び人中にあり。復次に持戒の人は人の樂しむところを施して財物を惜しまず、世利を修せず、而も乏しき所なく天上に生ずることを得、十方佛前にて三乘道に入り而も解脱を得る。唯だ種種の邪見は持戒の後は無所得なり。復次に若し人、出家せずといえども、但だ能く戒法を修行せば、亦た天に生まれることを得る。 . . . 本文を読む
1月8日は東寺で「後七日御修法」の始まる日です。
「後七日御修法」は密教の護国修法として代表的なものです。お大師様が承和元年(834)仁明天皇の勅命により、正月八日より十四日までの七日間宮中(明治以降は東寺)において鎮護国家、五穀豊穣などを祈る秘密の大法をはじめられました。
これをおはじめになられるときのお大師様の奏状です。性霊集にあります。
「承和元年十二月 乙未 大僧都傳燈大法師位空海上 . . . 本文を読む