今日寛喜四年1232、三月十七日は親厳が宮中で如法愛染法を修した日です。親厳は越後大僧正・隋心院大僧正・唐橋大僧正といわれ仁平元年1151年生まれ1236嘉禎二年十一月二日に八十六歳で遷化。平安後期-鎌倉時代の僧。唐橋飛騨守中原親光の息。尊念にまなび,法住寺で顕厳から伝法灌頂をうける。瑜伽を研修。法験にすぐれ神泉苑に祈雨すること数度。天変の御祈、中宮安産修法も務める。東寺長者・京都小野随心院初代門 . . . 本文を読む
彼岸会の最も早い記録は延暦二十五年806三月十七日です。日本後紀・延暦二十五年806三月十七日の条に「崇道天皇の奉為に 諸国国分寺の僧をして春秋二仲月七日に別て 金剛般若経を読ましむ」。(崇道天皇というのは桓武天皇の弟、早良親王のことで785(延暦4)年に謀反の罪を負わされ淡路島に流される途中で死亡し次々とたたりを起こしたとされています。その霊を鎮めるために春分と秋分の前後7日間、諸国の国分寺の僧 . . . 本文を読む
「神祇秘抄」・・17/22
神祇秘抄下
十七、神道と密教一致の事
問、吾神等劫初の振舞と密教の事相と一致の義之在り云々。其の義如何。
答、爾也。即事而真の談を以て之を解すべし。之に依れば吾神,天上に坐し、先ず素戔嗚尊天下り給ひ諸の荒振神を退治して、正神を請ひ奉らんとし給ふ儀式、彼の密教の事相と全く同じ也。彼素戔嗚尊出雲の国に天下り給ふに、或谷に一大虵有り。八頭一尾也。彼の虵は今の鎮壇(密教 . . . 本文を読む
「神祇秘抄」・・17/22
神祇秘抄下
十七、神道と密教一致の事
問、吾神等劫初の振舞と密教の事相と一致の義之在り云々。其の義如何。
答、爾也。即事而真の談を以て之を解すべし。之に依れば吾神,天上に坐し、先ず素戔嗚尊天下り給ひ諸の荒振神を退治して、正神を請ひ奉らんとし給ふ儀式、彼の密教の事相と全く同じ也。彼素戔嗚尊出雲の国に天下り給ふに、或谷に一大虵有り。八頭一尾也。彼の虵は今の鎮壇(密教 . . . 本文を読む