福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

夢のような人生だから思う存分世の為に働いてご先祖処へ

2024-03-11 | 法話
東日本大震災から13年目です。今までも色々の震災関連番組がありました。その中で昔見た番組で涙を禁じ得ないがしかし深い暗示を与えてくれる発言がありました。・その最初のものは役場で被災した26歳の娘さんを亡くした母堂の発言で「(娘との26年間は、今から思うと)夢のような時間でした」というものです。幼い子供三人をすべて失った夫婦も同じように「子供と過ごしたのが夢のような時間だった」といっていました。私も . . . 本文を読む
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東日本大震災の犠牲者供養

2024-03-11 | 先祖供養
東日本大震災から13年でやっと身近の犠牲者に涙することが出来るようになった人も多いのではないかと思います。あまりの悲しみに遇うと泣くこともできなかったことと思います。そして改めて「死とはなにか」と考えざるを得ません。そんな時、御大師様の甥で弟子の智泉大徳が入滅されたときの御大師様の噠噺を思い出します。大師は甥の智泉大徳が入滅されたとき 「哀れなるかなまた哀れなるかな、悲しいかな悲しいかな、重ねて . . . 本文を読む
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今日は延喜式に授戒始めとされた日です。

2024-03-11 | 法話
今日は延喜式に授戒始めとされた日です。 「延喜式」「凡そ授戒は毎年三月十一日に始てこれを行ひ、月内に畢らしむ。」   参考,「公事根源」には「(三月)東大寺の授戒・・・是は三年に一度あり。孝謙天皇天平勝寶六年に唐の鍳真和尚筑紫の大宰府にわたり着きしかば東大寺に戒壇をたてて天子以下菩薩戒をうけたまひ(注1)是より東大寺の受戒といふ事は始まりき。大かた此の伽藍は聖武天皇の御願なり。今め . . . 本文を読む
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今日、天長二年三月十一日東寺に於いて大師が実恵に潅頂を授けられています

2024-03-11 | 法話
今日、天長二年三月十一日は東寺に於いて大師が実恵に潅頂を授けられています。『弘法大師諸弟子全集』巻上には、天長二年三月十一日に東寺に於いて大師が実恵に授けた潅頂印信(小野の初重)が記録されているようです。 . . . 本文を読む
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「神祇秘抄」・・11/22

2024-03-11 | 諸経
「神祇秘抄」・・11/22   神祇秘抄中 十一、日本神生國 問、神は大日本國の宗廟なり。故に云ふ神生國と云ふか。然れば餘州に於いては照らさず及ばざるや。 答、神生國とは爾なり。但し此の神は萬法の能生と為りて四種法身(自性身,受用身,変化身,等流身)・三世間(衆生世間、国土世間、五陰世間)は皆な所生所化也。暫く神生國と云ふ儀、劫初、天の浮き橋より逆鉾を以て之を探り給ふに海底の印 . . . 本文を読む
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