福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

恩を返さないと横死すること

2018-09-10 | 頂いた現実の霊験

華厳経では恩を返さないと横死するといいます。

「まさに恩を知りて恩を報ずべし。其れ衆生あって報恩を知らざる者は多く横死に遭ひ地獄に生ず」(大方廣佛華嚴經如來隨好光明功徳品第三十五 「諸天子。汝等應當知恩報恩。諸天子。其有衆生。不知報恩。多遭横死。生於地獄。」)

ゲーテの格言に「 忘恩は常に一種の弱点である。有能な人で忘恩だったというのを、私はまだ見たことがない。」というのがあるそうですが、これは組織にもよくあてはまると思います。自分でも経験したことですが、ある大組織(複数)は昔の恩義を忘れて忘恩の徒となりました。結果として当時飛ぶ鳥を落とす勢いであったこの組織は完全に身売りしてしまいました。当時誰もこの結果は予想できませんでした。そしていまでも恥ずかしくなるような忘恩の巨大組織や幹部が至る所に存在します。多くの日本の組織や国民が「市場原理主義」「拝金主義」「自己中心主義」に取り込まれて、忘恩の徒となりさがっているのです。これはとりもなおさずこれらの組織や人々が滅亡への道・華厳経の言葉を借りれば「横死して地獄行き」の道を歩み始めたということです。「忘恩は弱点」どころか『忘恩は横死して地獄行き』です。

 

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