小乗にては、此の個人格の永劫に空滅せる涅槃に帰するを理想となすものである。 . . . 本文を読む
今日は虚空蔵菩薩様の日です。虚空蔵菩薩様のお経です。
「虚空蔵菩薩能満諸願最勝秘密陀羅尼義経善無畏三蔵奉詔訳そのとき、薄伽梵(世尊)、諸波羅密、平等性智三摩地にいり、定から起って即ち此の能満諸願虚空蔵菩薩最勝秘密陀羅尼義をといて曰く。(虚空蔵菩薩の御真言は:「ノウボウ アキャシャ キャラバヤ オン アリ キャマリ ボリ ソワカ」であるがこのうち)ノウボウとは帰命の義である。毘盧遮那清浄平等法界 . . . 本文を読む
「日本國體の研究、田中智學」・・その15第十一章、第三十六節神人一如主義「神人一如」といふことは神の心と人の心の奥底が貫流して、その実体に融如してそれが人間業の上に、神意の発動することを云う。是が離れ離れでいるうちは只々堕落し退化するばかりで果てはとんでもないところへ堕ちていく。それを防いで向上の一路をあたえるのがこの「神人一如」といふことである。・・人間は人間以上の道の方へ引き上げて居てそれで中 . . . 本文を読む
太平記巻四十 蒙古日本を攻むる事 付けたり神戦のこと(その2/2)
太平記に蒙古襲来にともなう神仏一体の祈願ぶりが出ています。「太平記巻四十 蒙古日本を攻むる事 付けたり神戦のこと」を引用します。
「春日野の鹿、熊野山の霊鳥、気比宮(敦賀市)の白鷺、稲荷山の命婦等、所々の仕者、悉く虚空を西へ飛び去ると、諸人の夢にもみえければ、さりともこの神達の助けにて、夷族を退け玉はぬ事あらじと思ふばかり . . . 本文を読む
第三十五節、[正]の一体八用神武天皇紀の記載するところ、天皇の御一代に表現された言動が自然天然『八大主義』として渇仰され、それが「八正道」にあたるといふことは、なるたけ周匝に考察するほどよい・・(八大主義) (法華妙理) (八正道)神人一如・・生佛(衆生と仏)一如・・正見祭政一致・・世出(世間と出世間)一致・・正思惟中心統一・・通一佛土・・・・・・ 正業報本反始・・智恩報恩・・・ . . . 本文を読む
第六章,三綱立国第二五節、養正は國の骨なり。 日本といふ國のすべては、この大宣言(以下に出てくる「橿原奠都の詔」)から割り出されていくべきである。神武天皇橿原即位の抱負と主張とを提示された大言辞である。すなはち「上は則ち乾霊あまつかみ「國」を授くるの徳に答へ、下は則ち皇孫『正』を養ふの心を弘め、然るのち、六合を兼ねて以て都を開き、八紘を掩ふて宇いへと為さむこと,亦可ならずや」これが「三綱立国」の中 . . . 本文を読む
「群夷競い来る国家の大事とはいへども深憂とするに足らず。深憂とすべきは人心の正しからざるなり。苟も人,心だに正ければ百死以て國を守る。その間、勝敗利鈍ありといへどもいまだ遽(にわか)に國家を失ふに至らず。苟も人心先ず不正ならば一戦を待たずして國を挙げて夷に従ふに至るべし。然れば今日最も憂ふべきものは人心の不正なるに非ずや。「講孟餘話(吉田松陰)」」 . . . 本文を読む
八日は薬師如来の日です。
お薬師様は衆生の病苦を治してくださる仏様です。私自身護国寺の薬師堂のお薬師様には何十年も間に妻の病気を治していただきましたし、自分自身も何度もお薬師様に祈願してお陰をいただいてきました。
法隆寺のお薬師様は用明帝の病気平癒を願って推古天皇と聖徳太子が建立されたもので国宝です。また薬師寺は天武天皇が持統天皇の病気平癒を祈願して建立されています。このお薬師様も国宝になって . . . 本文を読む
第十一節、食物本位の見解 ・・・(人生には)△食を目的に活きるか△食を方便に活きるか、(の二つの生き方がある)・・食を方便とする活き方では、その方便は何の方便であるかといふと、「人生の方便」といふ、そしてその人生の、といふことのなかに「道」がある。しかもその「道」は人生の中心をなしておる。要するに「道」の為の人生で、その人生に必要なる「食」といふことになる。勿論「食」を無視するのではな . . . 本文を読む
第十節 有道の選民イ, 優良民族、・・元来國を建てたのが「道」のためで、その主任者として天(皇祖皇宗)からたてられた「君」であり、又それを輔翼すべき「民」でるから君民一致して此の「道」に尽くさなければならぬ。・・・人は「道」を行ふ為に存在している のであるが、「道」にそむき私情に捉われて「人悪」を産み、「人悪」の集積からして「処悪」を造り、「処悪」の延長からして終いに「時悪」を醸成して反道徳的傾 . . . 本文を読む
塚越寛(伊那食品工業会長。長野県出身。肺結核により高校を中退。21歳のとき、働いていた材木会社社長から系列会社、伊那食品工業の社長代行に就任することを求められ同社に入社。倒産寸前だった伊那食品工業を大きく成長させた。黄綬褒章、科学技術庁長官賞(科学技術振興功績者表彰)、農林水産大臣賞、優秀経営者顕彰制度最高賞最優秀経営者賞(日刊工業新聞社)など受賞)という人の一文が「法光」8月号にのっていました。 . . . 本文を読む