福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

「ここに愛がないのなら我々が愛をつくらねば」「ここに模範がないならば自分が模範を作らねば」

2019-06-17 | 先祖供養
遠藤周作「女の一生」より「地獄とは愛がまったくなくなってしまった場所だよ。・・・ここに愛がないのなら我々が愛をつくらねば・・(コルベ神父)」(コルベ神父はナチスの処刑に臨み妻子があると泣き喚くアウシュビッツの囚人の身代わりに飢餓房に入り亡くなる。このことが囚人たちに伝わったとき、それまでの恐怖と悲惨と拷問と死しかない世界が一転した。)「・・彼らの前面には燃え上がる空と、夕日を受けた城のような雲が拡 . . . 本文を読む
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生もこれ妙法の生   死もこれ妙法の死

2019-06-17 | 法話
「疾中(宮沢賢治)」より 「われやがて死なん   今日又は明日 あたらしくまたわれとは何かを考へる われとは畢竟法則の外の何でもない   ・・・ われ死して真空に帰するや ふたゝびわれと感ずるや ともにそこにあるのは一の法則のみ その本原の法の名を妙法蓮華経と名づくといへり そのこと人に菩提の心あるを以て菩薩を信ず 菩薩を信ずる事を以て仏を信ず 諸仏無数数億而も仏もまた法なり 諸仏の本原の法これ妙 . . . 本文を読む
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御大師様の先祖供養についてのお考え・・17

2019-06-17 | 先祖供養
御大師様の先祖供養についてのお考え・・17 ・「前の清旦州、亡妻の為の達嚫(だっしん)」「・・・もし男女あって一度此の偈を聞けばよく罪業を滅して早く善果に登る。(涅槃経の「諸行無常、是生滅法、生滅滅己、寂滅為楽」の偈を聞くとその霊魂は罪業を滅して成仏する)・・伏して願わくは此の法力をもって先霊を開悟せしめむ、妙偈加持して早く知見の源を證し、没駄護念してすみやかに本覚の殿にあそばむ。(お釈迦様が霊魂 . . . 本文を読む
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今日の参拝記録

2019-06-16 | 開催報告/巡礼記録
今日は江戸川橋の今宮神社にまずお参りしました。護国寺の境内社だった神社です。般若心経をあげました。いずれ護国寺の境内に戻っていただくことができればいいのに・・とおもいつつ。 神社には、東京神社庁の「今月の生命の言葉」が置いてありました。今月の言葉は昭和天皇の「さしのぼる 朝日の光 へだてなく 世を照らさむぞ 我がねがひなる」です。大日如来の「除暗遍明」と同じ意味です。有難いお言葉です。 今宮神 . . . 本文を読む
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興教大師和讃

2019-06-16 | 諸経
明日は興教大師御生誕日です。興教大師和讃です。 「興教大師和讃 帰命密厳大尊者興教大師大権化 愛愍衆生智行徳 我今略述讃聖儀  聖儀 の奥は不知火の 肥前藤津に降誕し 寛助の室にすみ染の衣かへてぞ修し玉ふ  南都修学 の夜の月 後円明を兆しつつ 春日摩頂の春の花 終に果実を結びけり   青蓮聖に値遇しては  祈りし法器と嘆ぜられ 明寂闍梨を尋ねては 互ひに師資と敬はる 八度聞持の救世の願 我 等を . . . 本文を読む
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利他行のみが唯一幸福になる手段である(修正)

2019-06-16 | 頂いた現実の霊験
利他行のみが唯一幸福になる手段である、なぜなら利他行は悟りの姿であるから・・。 . . . 本文を読む
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御大師様の先祖供養についてのお考え・・16

2019-06-16 | 先祖供養
御大師様の先祖供養についてのお考え・・16 ・大師は大宰少弐田中氏の先妣の周忌斎を行われています。写経や法要で施主も福を受け一切の生類に及ぶとされています。 「田少弐が先妣の忌斎を設くる為の願文 一首」 「恭んで惟れば身体を陶冶するは二親の恩重し、岳瀆を酬報せんこと仏にあらざれば誰にか帰せん。沒駄の力もって為さざるところなし。これを憑み、これを仰げば怨親なおし子のごとし。神通縁あり、悲願極りなし。 . . . 本文を読む
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>青葉まつりの記事

2019-06-15 | おすすめ情報
青葉まつりの記事 . . . 本文を読む
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世界の反道徳的潮流について・・3(終)

2019-06-15 | 法話
「君子は上達し、小人は下達す。」(論語憲問第十四)    「君子は「道」にしたがって向上し、小人は我欲にしたがってどんどん堕落する」とでもいう意味でしょうか。先日論語をよんでいるときこの言葉を見つけてハタとこの思い当たる節がありました。淮南子に「国の存する所以は仁義これなり。人の生ずる所以は行善これなり。国義なければ、大なりといへども必ず亡び、人に善意なきときは惟勇なれども必ず敗る。(義も礼も善も . . . 本文を読む
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御大師様の先祖供養についてのお考え・・15

2019-06-15 | 先祖供養
御大師様の先祖供養についてのお考え・・15 ・大師は鑑真和上の高弟如宝を供養されています。「この白業(善行)を挙げてかの四恩に沃がん。・・・虚空を盡し、法界に洞かんじて同じく(遷化した如宝も)一味の醍醐に飽きて斉しく三点の覚苑(法身・般若・解脱の三点の覚りの世界)に登らん。」とおっしゃっています。 「招提寺の達嚫の文 それ念風(無明煩悩)一度吹けば識海波濤し、覚月たちまちに飛んで智山崛不吻(くつふ . . . 本文を読む
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青葉まつりの記事がありました。

2019-06-15 | 先祖供養
https://www.sankei.com/life/news/190615/lif1906150007-n1.html青葉まつりの記事がありました。 . . . 本文を読む
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世界の反道徳的潮流について・・2

2019-06-14 | 法話
「我々の深層意識は共通でありそれは宇宙にいきわたっている」というのが慈雲尊者の「雲伝神道」にありました。そうすれば最近の欧米中露朝鮮半島指導者の異常心理の潮流も我々が深層心理を清浄にすることにより正常化することができます。第八阿頼耶識は三千大千世界に行きわたる。この第八識は大いに至って三千世界にいきわたり過去の因縁までを知るじゃ。また此の上に第九識がある。これは真言に云ふことじゃ。是を菴摩羅識(あ . . . 本文を読む
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金山穆韶師の「国家守護の念願」と題する一文がありました

2019-06-14 | 護国仏教
金山穆韶猊下は生涯肉食妻帯せず、清僧として行學兼備の生活を送られた終戦時の高野山管長です。哲学者の柳田謙十郎や「無手の法悦」の大石順教尼等が私淑しています。 「国難と弘法大師・・仏教は聖徳太子様によって日本に受け入れられ、太子の十七条憲法の第二条にはあきらかに仏教をもって日本の指導精神とすべきことを宣言せられてある。(「二に曰く、篤く三宝を敬へ。三宝はとは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)な . . . 本文を読む
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人は死ねるか

2019-06-14 | 先祖供養
「人は死ぬことも殺すこともできない。不生不滅であるから。」(『心の時間』・」チクナットハン師」) . . . 本文を読む
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人は死ねるか

2019-06-14 | 先祖供養
「人は死ぬことも殺すこともできない。不生不滅であるから。」(『心の時間』・」チクナットハン師」) . . . 本文を読む
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