今日は一粒万倍日です . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・14
・大師の「大夫笠左衛佐、亡屋のために大日の楨像(ちょうぞう、絹の上に描く像)を造る願文
「恭んで聞く、嚩曰羅(ばざら)は智なり。鉢納麼(はんどま)は理なり。智はよく物を照らすに功あり。理は摂持して乱るることなし。摂持の故に大身法界を孕んで外なし。光照の故に廣心虚空を呑んで中なし。理智他にあらず、すなわちこれわが身心なり。一三の法(一法界心と三自一心。釈摩 . . . 本文を読む
ブレクジット・中国・ロシア・北朝鮮・韓国等をはじめとする世界の反道徳的潮流の勃興に危機感を覚えますが、古来、歴史の審判があります。1,「國之所以存者道德也、家之所以亡者理塞也。(国の存する所以は道徳にある、家の滅びる所以は道理を忘れることによる。)(淮南子、氾論訓)」2,「・・・若し行い、道に合わず、挙、義に合わずして而も大に処り貴に居らば患い必ずこれに及ばん。・・」(呉子)。3、こういう危機の時 . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・13
大師の「桓武天皇の奉為に太上御書の金字の法華を講ずる達親」です。写経により桓武帝の業を消滅させるといっておられます。
「沙門空海聞く、栗駄の蓮理(かりだ心)は湿凝(因果)を筌魚(経典)に貸り、大我の広神(佛の広大な知恵)は虚金を指兔に仮る(明智によって妄念を止めるべく経典を示された)。ここに爪章(長爪梵志の論章、断見論)髪論(黄髪外道の論書)は冥に絶え . . . 本文を読む
以前不思議な夢を見たことがあります。本来夢の話などこういうところに書くべきではないと思われますがあまりにありがたいので備忘録として残しておきます。夢に亡父が出てきて「今までの修法で効現のあったのは9割くらいか?」と聞くのです。私はそんなことは考えたこともなかったので「さあ・・分からない」といいましたがあまりに有難く気持ちが良かったので起きてしまいました。おきてつらつら考えるにいままで無数の修法を行 . . . 本文を読む
・「キリンビールの小西会長から、高野山に会社の先輩の供養塔を建てたら業績は上がる一方で、いいことばかりです、という話しを聞いた。・・・また、販売店やお客様にもご迷惑をかけていることがわかり、そこで関係者の霊を供養する「先人の碑」を大阪府吹田市に建て、本社にも碑のミニチュアを建立し、毎日お参りするようになった。それからが不思議で会社の業績はどんどん良くなっていった』(アサヒビール社長樋口廣太郎・平成 . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・12
大師の「弟子の僧真体、亡妹七七の斎を設けならびに伝燈料田を奉入するが ための願文」
「・・謹んで天長三年十月八日を以て先人の遺るところの土左の国久満ならびに田村庄、美作佐良庄,但馬の国針谷の田等を永く神護寺の伝法料に奉入す。兼ねて竜象を延いて大日経を演説す。ならびに百味を設けて三宝に奉獻す。伏してねがわくはこの妙業によって焭魂を済抜せん。五智爀日の容を( . . . 本文を読む
成功者の先祖供養・・4・鴻池屋の初代鴻池新六が定めた「幸元子孫制詞条目」には「万端正路を専らとし 王法国法を守り 仁義五常の道に背かず 主君に背かず 父母に孝行し 家内と睦まじくあれ 謙遜であって奢ることなく 自分の仕事を務め上げよ。・・先祖恒例之仏事怠慢無く急度勤行士べし。先祖なくして父母無し、父母なくして己が身なし、当時家業都合宜しく候も己が利根発明にして勤出すにあらず、全て先祖累代の積徳にし . . . 本文を読む
御大師様の先祖供養についてのお考え・・11
大師の「式部笠丞がための願文」では、布施は四恩(父母,国,衆生,三宝)に報い、全生物に功徳を及ぼす、と言っておられます。
「・・・謹んで弘仁六年十月十五日を以て墾田一町永く燈分料に奉る。慧燈星の如くに懸けて疑、暗雲の如くに巻かん。智光月を朗らかにして覚威日を爀かがやかさん。伏して乞ふ、この善業(墾田一町永く燈分料に奉ること)によりて四恩をたすけ奉り、覚菀 . . . 本文を読む
「仏の身は三つに分かれている(法身・報身・応身)がそれはただ一つの事を成し遂げるためである。一つの事とは言うまでもなく人々を救うことである。・・仏は苦しみ悩む人々を捨てることができないからこの苦難の世に現れる。(金光明経・華厳経等・仏教聖典)」 . . . 本文を読む
諸菩薩は代受苦の菩薩であること。・代受苦とは仏・菩薩が大悲の心から、衆生に代わって苦しみを受けることをいいます。大悲代受苦ともいいます。諸経をみるに、観音様・お地蔵様をはじめすべての菩薩がこの代受苦の行者であるとわかります。菩薩は、すべての人びとの苦しみを自分の苦しみとして受けとめ、またその苦しみからの救済を約束しておられます。以下諸経を載せます。・「維摩経」には、維摩居士がなぜ病気になったのか、 . . . 本文を読む