SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

秋田県 横手へ(α900で結婚式) 01

2009-03-03 | 旅行
2/27(金)の夜、仕事の後に秋田県横手へ向った。
親戚の結婚式である。
東京は雪が降っている。
結婚式自体は2/28(土)なので、当日の早朝に行くことも不可能では
ないのだが、大雪が降った場合は確実に遅延するので、前日に行った方が
よいとのことで、宿の手配までしてくれている。
秋田県横手は豪雪で有名な場所だ。
有名な「かまくら祭り」は既に終わっているが、子供の頃の横手は
確かに大雪で埋まっていた記憶がある。
その証拠に以前の家は、屋根のすぐ下に明かり窓があったし、
2階から出入りできるような構造になっていた。
東京の雪が新幹線に影響を与えないか心配しながら東京駅に向う。



心配は的中した。
東京駅の放送で、しきりに私が乗る「こまち31号」は運休だと言っている。
職員に聞けば、田沢湖線で車両故障があり、東京-盛岡間のこまち編成は
運休している。併結する「はやて31号」で盛岡まで行き、
そこからは「こまち」を走らせているとので乗り換えてくれと言う。
ただし、はやて31号は満席なので、立席で行ってくれと。
雪ではなく、車両故障だとは。
後で他の親戚に聞くと、早い時間に行った人は、盛岡からバスの代行だったそうだ。




各デッキでは、こまち難民が突っ立っていた。
ただ、仙台で多くの下車があり、盛岡までは余裕で座ることができた。
盛岡で、臨時「こまち」に乗り換える。当然、座席は確保されている。

E3系は好きな車両である。
在来線規格の小型な車両だが、スタイルはこの方が好きだ。
車内のデザインもなかなか好みである。
特に天井部分の凝ったデザインは秀逸だ。




時間はほぼ定刻で大曲に着く。
そこから奥羽本線の在来線で3駅目が横手だ。

もうすぐ23時になる。
奥羽本線のローカルは最終1本前に乗っている。
この車両は狭軌専用の701系だ。
ローカルの2両編成がVVVFインバーターの音を出して走るのが、
何となく不思議な感じだ。
それに飛ばす。
ふつうに110キロほどで運転しているらしい。




横手駅に到着。
しかし、ほとんど雪が無いではないか。
それに、気温も東京と変わらなかった。

タクシーで、ウェルネス横手路へ向った。
運転手さんの話では、今年は記録的に雪が少ないとのこと。
二日続いて降らないので、積もらないと言っていた。
ただし、言葉の半分は聞き取り不能。
強烈な秋田弁であった。
明日はこのズーズー弁との戦である。




天然温泉がついており、快適であった。
朝食は、親戚の方々と一緒になった。
もう顔と名前が一致しないのだが。




ウェルネス横手路の周りの風景だ。
雪がちゃんとあるように見えるが、横手としては、ほとんど無い状態だ。
確かに、近年は雪は大幅に少なくなり、また除雪が行き届いているので、
道路には雪は無いのだが、例年はもう少し多いらしい。

私が中学か高校の頃に友人を連れて横手の親戚宅へ行ったとき、
奥羽本線が雪に閉ざされてしまい、一晩、列車がストップしたことがあった。
翌日、横手についたら、その雪の中を機関庫へ向った私に友人が怒って
喧嘩になった記憶がある。
「なんで、こんなに雪が積もってるのに、雪を掻き分けて車庫なんか行くんだよ。」
彼の意見はもっともである。
その当時、横手機関区には、3軸台車の客車が居たので、どうしても撮りたかった
のだった。


(続く)


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)










コメント (6)
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