下神明駅はとても不思議な駅だ。
古い高架駅なので、駅の階段も狭く暗い感じだ。
もっと面白いのは、駅の横の通路だ。
突然高架下に現れる改札口の左隣に狭い通路がある。
作業着を着た人が歩いてきたので、ここは鉄道関連の業務用の通路だと思った。
ところが電車が到着して改札を出た人達がこの狭い通路を歩いて行くのだ。
写真では左側が高架で、右は一般住宅なのである。
簡易な階段は家のお勝手口への階段だ。
こんな暗くて狭い通路をサラリーマンやOLさんが帰宅していくのだ。
初めて見ると、なかなか衝撃的だ。
お勝手口への階段があった家屋を表へ回って見てみた。
この写真は次男が選んだものだ。(今回の写真は次男と一緒に選んだのだった。)
露出を変えて4枚ほど撮ったのだが、私は極端に暗いバージョンを選ぼうとしていた。
次男は私の膝の上で、「これはみんな同じところを撮ったんでしょ。
一番奥の家でわかった。こっちの明るいのが良いよ。」
というので選択した。
彼は私が何をしてるのか理解している。
いつもカメラを持ち歩いて、不思議な場所を撮って、写真を選んで、
その番号を紙に書いて、なにやらパソコンでいじって、
ブログにして、インターネットで誰でもどこでも見れるんだ。と。
彼はマウスを器用に使って、前ページに遡って見たりしている。
すこし歩くと突然踏み切りに出会う。
横須賀線の踏み切りだ。
その踏み切りの先で、品川方面と大崎方面へ分岐する。
踏み切りの上には新幹線の高架がある場所だ。
踏み切りの右側には地下道がある。
この踏み切りが締まっている時に利用するものだが、
それほど開かずの踏み切りではあるまい。
高架下の利用は、ここまでだろうな。と思って、更に歩く。
あたりは静かな住宅街になる。
またしてもこんなに細い路地を見つけた。
ふつうに人が通り抜ける道である。
最近、私は路地裏発見の能力が確実にアップしているようだ。
しかし驚いたことに、高架下の利用はまだ続くのだった。
今度は住宅街なだけに、住宅としての利用だ。
この家は高架に垂直方向に建てられている。
シンプルなデザインというか思い切りの良さがすごい。
かなり暗いので、ISO3200でもブレてしまったが、これはかなりの
お気に入りだ。
高架下にずっと住宅が続く。
空襲の直後に作られた高架なので、民間に貸したのだろう。
土地の有効利用に長けた東急らしい感じだ。
道が登りになり、高架がどんどん低くなる。
もうじき戸越公園駅だ。
さすがに家はない。
高架が胸ぐらいの高さになると、目の前を電車が通ることになる。
子供なら喜びそうな場所だ。
いつも利用している電車だが、電車の下にたくさんの生活があることが
わかった。
「いま電車は、あの家の上を通っているな。」
私だけの楽しみが、また一つ増えた。
SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)
古い高架駅なので、駅の階段も狭く暗い感じだ。
もっと面白いのは、駅の横の通路だ。
突然高架下に現れる改札口の左隣に狭い通路がある。
作業着を着た人が歩いてきたので、ここは鉄道関連の業務用の通路だと思った。
ところが電車が到着して改札を出た人達がこの狭い通路を歩いて行くのだ。
写真では左側が高架で、右は一般住宅なのである。
簡易な階段は家のお勝手口への階段だ。
こんな暗くて狭い通路をサラリーマンやOLさんが帰宅していくのだ。
初めて見ると、なかなか衝撃的だ。
お勝手口への階段があった家屋を表へ回って見てみた。
この写真は次男が選んだものだ。(今回の写真は次男と一緒に選んだのだった。)
露出を変えて4枚ほど撮ったのだが、私は極端に暗いバージョンを選ぼうとしていた。
次男は私の膝の上で、「これはみんな同じところを撮ったんでしょ。
一番奥の家でわかった。こっちの明るいのが良いよ。」
というので選択した。
彼は私が何をしてるのか理解している。
いつもカメラを持ち歩いて、不思議な場所を撮って、写真を選んで、
その番号を紙に書いて、なにやらパソコンでいじって、
ブログにして、インターネットで誰でもどこでも見れるんだ。と。
彼はマウスを器用に使って、前ページに遡って見たりしている。
すこし歩くと突然踏み切りに出会う。
横須賀線の踏み切りだ。
その踏み切りの先で、品川方面と大崎方面へ分岐する。
踏み切りの上には新幹線の高架がある場所だ。
踏み切りの右側には地下道がある。
この踏み切りが締まっている時に利用するものだが、
それほど開かずの踏み切りではあるまい。
高架下の利用は、ここまでだろうな。と思って、更に歩く。
あたりは静かな住宅街になる。
またしてもこんなに細い路地を見つけた。
ふつうに人が通り抜ける道である。
最近、私は路地裏発見の能力が確実にアップしているようだ。
しかし驚いたことに、高架下の利用はまだ続くのだった。
今度は住宅街なだけに、住宅としての利用だ。
この家は高架に垂直方向に建てられている。
シンプルなデザインというか思い切りの良さがすごい。
かなり暗いので、ISO3200でもブレてしまったが、これはかなりの
お気に入りだ。
高架下にずっと住宅が続く。
空襲の直後に作られた高架なので、民間に貸したのだろう。
土地の有効利用に長けた東急らしい感じだ。
道が登りになり、高架がどんどん低くなる。
もうじき戸越公園駅だ。
さすがに家はない。
高架が胸ぐらいの高さになると、目の前を電車が通ることになる。
子供なら喜びそうな場所だ。
いつも利用している電車だが、電車の下にたくさんの生活があることが
わかった。
「いま電車は、あの家の上を通っているな。」
私だけの楽しみが、また一つ増えた。
SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)