SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

秋田県 横手へ(α900で結婚式) 03

2009-03-06 | 旅行
披露宴も終盤。
秋田の人は大人しいかと思いきや、ひじょうに元気だ。
そもそも酒が好きな土地柄である。寒くて、米どころだからだ。
新婦は赤いドレスに着替える。
小柄なので、人形のようだ。








各テーブルを回る。

私は最前列の親戚席に座っている。
横は角館の親戚、横手の親戚だ。
次回、家族で角館に行く時は親戚を訪ねてみようと思う。







勿論、最後は涙涙の披露宴だった。
とても楽しく、いい結婚式であった。

12時スタートで、終了は16:30を過ぎた頃だった。
長男のご両親と駅までタクシーで行く。
ご両親は静岡まで帰らねばならないので、大曲17:30頃の新幹線に乗る。
私は大曲18:30の新幹線を予約した。
荷物をコインロッカーに入れて、カメラのみ持ち、市街に出た。





駅の横は、むかしの貨物ホームが残る。
むかしならズカズカと線路を渡って機関区まで入ったものだが、
大人であるから、それは遠慮して、旧市街を散歩する。




写真の通りは駅前通りだが、むかしの面影はない。
親戚の家はこの駅前の商店街にあったのだが、道は拡幅され、多くの商店は
バイパス沿いに移転したのだろう。
店らしい店はあまりない。
人通りもほとんどない。
裏通りも隈なく歩いたが、どこも不必要なほどに道が広く、
いわゆるアーケード街や店の並んだ場所はまったく見当たらない。
人は住んでいるものの、クルマ中心の生活なのだろうか、歩いている人は
見当たらない。




私としては地方中堅都市の飲み屋街、繁華街に興味があったのだが、
どうやら、旧市街は姿を変えてしまったようだと判断して、駅の方に戻る。

そうは言ってもどんな町にも飲み屋街はあるはずだ。
バイパスにクルマで行って飲める時代ではない。
帰宅後にネットで調べた。
隈なく歩いたつもりだったが、たまたま歩かなかった場所に
飲み屋街は存在していた。
ひじょうに残念だ。
やはり下調べをしておくべきだった。












横手駅は日が暮れようとしている。

地方都市の駅前はシャッター通りになっているという話はよく聞くが、
横手の場合はもっと先を行っている。
シャッターを持つ商店そのものも移転して広い道路にして、
郊外に大規模なSCなどができている。
車社会への変換が一通り完成した町なのだ。
駅を中心とした風景が好きな私は最早古い人間なのだ。

*ちなみに横手市は人口あたりの大型店舗の面積が日本で最も広い町である。



(終わり)


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09

コメント (12)
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