SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

狭い路地にて

2009-03-09 | スナップ
夜に旗の台という駅で下車した。
たまたま乗換えだったのだが、この駅はいろいろお世話になった駅なのである。
昭和医大の大きな病院があり、お世話になるのだ。
ママが次男の出産時に医療事故があり、血液の80%を出血し、
緊急に運び込まれて九死に一生を得たのもこの病院だった。
死の淵を迷っていたが、集中治療室から復活してきたのだった。
ママの父親も末期癌でお世話になった。
私が西馬込に住んでいるときの病院もここだった。

駅は近代的な追い越し駅に生まれ変わり、乗換えも便利になったので、
近年は、旗の台乗換えが急増、東急としても大改造の成果は大きかった。
ただ、駅を降りれば、昭和の香りも残る下町風の町である。




住宅街の入り口に、突如として地下へ下りる店がある。
おでん あっちゃんママ。
とても興味があるが、階段を下りたことはない。




飲食店は多い町だ。
ただし常連さんが多いだろう。





3分ほど歩けば中原街道に出る。
右には大きな昭和医大病院が鎮座するが、左へ歩けば香蘭女子だ。

ここはカルメン・マキが通っていた女子高だ。




駅の近くに戻る。
狭い路地や袋小路がいくつかある。

と思いながら、道の果てまで行くと、細い通路がある。
池上線を降りた客が、こんな細い通路を歩いて家へ向かう。
かなりの人が通り抜けていく。

ここで写真を撮っていたら、私のすぐ後ろ、30センチぐらいのところに
女性が立っていた。
私が撮り終わるのを待っていたようだが、びっくりして大きな声を
出してしまった。



写真では明るく見えるが、実際は真っ暗だ。
見てのとおり、すれ違いは不可能だ。
先に入ったもの勝ちで、逆からの人は入り口で待っていた。
こんなに細いのに、人通りはかなりある。




そして女性の通行が多いのだ。
暗くて私でも怖いような路地だ。


最近は、こんな路地に興味が沸いて、また新シリーズができそうな
感じである。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)



コメント (16)
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