SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

オーストラリアへ 06 (スカイレールに乗って)

2010-09-14 | 旅行
私が到着した翌日、ケアンズ観光では絶対に外せないキュランダ村へ行った。
ケアンズ駅とキュランダ村は鉄道で結ばれている。
以前にも乗車している。
今回は、まずはバスでスカイレールという長大なロープウェイの駅に向かい、
キュランダ村で遊んで、最後に鉄道で帰ってくるというルートだ。



このスカイレールというロープウェイは総延長では世界一の7.5kmだ。
途中で乗換えがあるので、乗り換え無しの世界最長ではない。
1本での世界最長は中国天門山の7455mである。

このスカイレールは熱帯雨林の上を通る。
そして、この熱帯雨林は世界遺産に登録されている地球最古の熱帯雨林なのだ。
1億数千万年前から、そのままの熱帯雨林だ。

実はケアンズ周辺は広大な熱帯雨林で、そのすべてが世界遺産になっている。





前日も時折小雨が降る天気だったが、この日はもっと普通に雨。
実は乾季なのに雨だった。




雨模様も悪くない。
熱帯雨林には雨が似合うではないか。




乗り換え駅のレッドピーク駅で下りて、周辺を散策する。
ジャングルの中だ。








次男は怖がっている。
後ろにいる大きな鳥はヒクイドリ。
ニューギニアとケアンズ周辺に住むダチョウについで大きな鳥。
そして英語ではキラーバードと呼ばれる絶滅危惧種。

気性が荒く、人間に出会ったら突進してきて、刃物のような巨大な爪で、
殺傷すると云われているのだ。

ケアンズ周辺には数百頭いるらしいが、会うことは稀。
10年に1回出会うかどうかぐらいだそうだ。
ガイドさんは3回会ったと言っていたが、遠目で見ていたら、
襲ってはこなかったそうだ。

その話しは、ここに来る前に知っていた兄弟。
特に長男は、この熱帯雨林に来ることを何よりも恐れていた。
次男は心配性ではないので、ヒクイドリの前で記念撮影。



まあ、実はこれは模型なのだが。




キュランダ村へ到着。
スカイレールとキュランダ鉄道の駅は隣接している。




キュランダ村へ入る前に訪問したのが、レインフォレステーション・ネイチャーパーク。

水陸両用6輪車で熱帯雨林の中を走る有名な場所だ。
ただ、他と違うのは、このアーミーダックと呼ばれる水陸両用6輪車が
第二次世界大戦で使われた本物だということだ。
この手のツアーは世界中にあるかもしれないが、この本物のアーミーダックは
その半数はここにある。
オーナーがこの車が欲しくて集めて、それを使ってこの施設を作ったとのこと。





第二次世界大戦当時の写真があった。




この運転手兼ガイドのおっちゃんが、すこぶる面白い。
怪しい日本語を操り、日本の町や文化のことを冗談交じりにしゃべくりまわす。
日本人の知らない日本のことを本当によく知っているし、
日本にも何回も行っているという。

そう奥さんが日本人なのであった。





いよいよ川の中へ。




かなり強い雨なので、余計にワイルドな感じ。




ワニは、居ないらしい。
ただ巨大なトカゲ類は居た。




熱帯雨林には危険な植物があるので、気をつけろ。という説明。
細かいトゲが体に触れると、肌がはがれるほどの強力な密着性をもつ植物が
あるそうだ。




強烈なほどの柔軟性を持つ植物。




当時のままの運転台。




これは楽しかった。
ジャングルの冒険は45分ぐらいだ。




SONY α900、タムロンA09

コメント (6)
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