SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

さくら&竜巻堂 LIVE in 新橋ZZ 02

2009-03-18 | バンド・音楽
前回は「さくら&竜巻堂」の頂き物の写真を載せたが、時間的には最後だったので、今回は時系列での掲載。


新橋ZZはとても居心地のよいライブハウスだ。
そして、出演者に特徴があり、とても楽しい。
オーナーの主義、趣向が生きている。




セッティングやPAをやってくださってる方がまたまたすごい。
東京おとぼけキャッツのボーン助谷氏だ。
音の専門家だ。




リハーサルは出演順と逆になる。
セッティングの関係だ。
なのでリハが終わると5時間ぐらいは時間がある。
とはいえ、他の出演者の演奏が楽しみなので、それまでは3時間ほどだ。
ということで、うつらうつらもOK.




夕食を食べに行き、それから近くにある田宮模型の直営ショップに行く。
みんな子供の頃に田宮のプラモデルを作った世代だ。
戦車やジオラマ、ウォーターラインシリーズなんかを見ながらキャアキャアと。

キーボードのぽぷら氏。
黙して語らず。(笑)
実は当バンドはみんなよくしゃべり、よく飲み、そして全員すごくマメである。






さあ、最初のバンドの始まりだ。

Bad Boys Rideは女性4人のハードロックバンドだ。
目黒あたりじゃ有名なLAメタルのバンド。
最初の1音からして、そこらのバンドとレベルが違う。
ハードで、パワフルで、スピード感があり、そして完璧なサウンド。
女性バンドと思ってはいけない。
そこらの男性のハードロックバンドでは到底敵わない。
プロの音だ。




モトリー・クルーを中心に、オリジナルを交えてガンガンいく。
最初からノリノリだ。
(ベースとドラムの二人ともノリ子さんで、まさしくノリノリである。)

始まる前に化粧をしている時は、ふつうにきれいな女性達だったのだが。




ドラムの釈迦さんは小柄でキュートな人だが、そのパワーは半端ではない。
女性ドラマーでこれだけのパワー感のある人は初めて見た。
それでいて、スピード感もすごい。
普通のドラマーの倍の運動量だ。
しかし正確無比でシャープ。切れがイイ。
これは天性か鍛錬か。
ちゃんと音楽学校で学んだ人だ。
何でもそうだが、基礎ができているということだ。




ベースのノリノリさんも、これまたメチャクチャカッコイイ人だ。
ブンブンうねるようなリズムは日本人女性のものとは違う。
アクションのカッコよさも際立つ。
この安定感とリズム感は、やはりきっと天性の上に練習と経験を積んだのだろう。

ドラムとベースのコンビが最強である。




ギターのつきぞぉさんは、弾いてない時は人形のようなアイドルのような人。
しかし、弾き始めるともう、すごいのなんの。
完璧である。
なんと上手いのだ。
スピード、フレーズ、シャープさ、センス、どれも女性でこれだけの人は
知らない。




そしてボーカルのヒカルチャン☆バック
何も言う事ありません。
ひれ伏すのみである。
アクションもすばらしいが、本当に歌が好きなのが全身から出てくる人。
そして明るく元気で、すごく気のつく大人の人であった。

(続く)


SONY α900、タムロンA09



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さくら&竜巻堂 LIVE in 新橋ZZ 01

2009-03-17 | バンド・音楽
3/14土曜日は、バンドのライブだった。
場所は1月にもやらせていただいた新橋のライブハウス「ZZ」である。
前回はベーシスト無しのハードロックバンドとしては異例のメンバーで
やらざるを得なかったのだが、今回はベースありだ。
ただし、練習は2回しかできなかった。
みんな忙しい仕事人で、家族が有って、子供もいて、年齢もいわゆる「おやじバンド」なので、制約は多いものの、みんなで集まって練習し、
その後でお酒を飲むだけでも日頃のストレスから開放され元気になれるものだ。




当日は3組が出演だった。

BAD BOYS RIDEはレディース・ハードロック(LAメタル系)バンド。
Jeanはピアノとギターをバックに良質のポップスを歌い上げる女性ヴォーカリスト。
そして、さくら&竜巻堂

そう3組とも女性ボーカルである。
3/14はホワイトデーだからだ。

リハーサルはうちが一番最初だったので、早めにスタートさせてもらい、
それを練習にあてさせてもらった。
初めて全員が揃って、新しい曲をやる場合は、最低5回ぐらいは練習しなければ
どうにもならないものだ。
さらに、今回は前回と違い、オリジナル曲無しのカルメンマキ&OZの
ハードな曲ばかりだった。
どれも長い曲で、まるでプログレッシブロックのように曲が展開し、
ハードなまま10分以上なんていう曲である。
10代20代ならいざ知らず、覚えるだけでも大変なのだ。
「私は風」に至っては16分の長いロックだ。
さらに言えば、目の前に居る店のオーナーはこの曲をたちを作詞、作曲、プロデュース、マネージした
ダディ竹千代氏(加治木剛)本人なのだ。
無謀である。

写真はリハーサルの時のものだ。


リハが終わって全員で行った場所は、何と田宮模型のショールームだった。
そこで少年少女に戻ってしばらく遊んでいたのだった。




うち以外の2バンドについては、次回、私の撮った写真で載せるとして、
さっそく「さくら&竜巻堂」だ。
時間が押して、最後のうちのスタートは21:30だった。


ベースのToker(徳ちゃん)は15年ぶりにベースに触り、今日は見学するだけ
ということで練習には参加したのだが、結局弾いている。
(陰謀にはめられた。)
大学時代はカントリーを主にやっていた。




ギターシンセサイザーのたかP氏はギター1本でオーケストラから
ピアノ、擬音までこなす人。
パット・メセニーみたいである。

私は横顔のみ公開。




ギターのくじら丸氏は、ジェフ・ベックのような高速フレーズを弾く男。
泣きのギターを聞いていると、自分のドラムを忘れてしまうこともある。
マーシャルアンプも自作で持ち込み。









途中、ダディ竹千代さんに話してもらった。
お題は、「カルメンマキ&OZ結成までのメンバー変遷、それを取り巻く
Char・スモーキーメディスン(金子マリ)、ブルースクリエーションとの人事交流。」
だった。
知らなかったことがたくさん聞けて面白かった。





さくらさんは、和製ジャニス・ジョプリンか、はたまた金子マリか、カルメンマキなのか。
でも話し声はイルカさんか尾崎亜美のようにかわいい。





キーボードのぽぷらさんは大学時代に一緒にグレートフルデッドをやってた先輩。
本来はドラマーだが、私がドラムなので、鍵盤をお願いしてしまった。

今回、私の知人が来れなかったのが残念。
次回は誰か来てくれるか。






終了は22:30過ぎ。
かなりイイ感じの出来だったと。




セット・リスト
1.午前1時のスケッチ
2.崩壊の前日
3.六月の詩
4.Image Song
5.空へ
6.私は風



来ていただいた方に感謝いたします。
次回は更に精進します。

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シリーズ高架下 04

2009-03-16 | 鉄道・バス
東急大井町線の大井町近辺は空襲を受けて消失した町だ。
東急電車も焼かれてしまったのだが、復旧する際に、高架となった。
この高架は、下神明と戸越公園の真ん中あたりまで続き、そこから地平になる。
大井町駅に近い高架下は最近リニューアルされてきれいになった。
いつものように遅い時間だったが、深夜まで営業しているスーパーで
買い物をした後、そのまま高架伝いに歩いてみることにした。



駅から500mほど離れると最近リニューアルされた感じではない。
びっしりと店舗が並んでいる風景は壮観でさえある。




1階が店舗で、2階が住居のようになっている。




高架の反対側は真っ暗だ。
店舗の裏口があるのだが、電気もなく、恐ろしいような場所だ。
今回の写真はISO3200で撮っている。




まるでハーレムの裏通りのようで、勇気がなければ歩けない。
棒やチェーンを持った暴漢が現れるような錯覚に陥ること請け合いだ。




下神明駅直前の駅に向う道だ。
ここは表側であるが、このように細い通路である。




いくら高架下とはいえ、かなり怪しい雰囲気だ。




上とほぼ同じ場所で露出を変えている。
普通に人が歩いている通路だ。




通路を歩いて行くと昭和へタイムスリップしてしまうのではなかろうか。

(続く)


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

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再開発

2009-03-12 | スナップ
ここは再開発地区に決まり、店を畳み始めている場所だ。
近い将来、高層ビルが建つ。
私の好きな昭和がまた失われていく。


空襲で丸焼けになった後にできたスナック街だ。
戦後がどんどん遠くなっていく。




既に出て行った店が半分以上だった。
どこに行ったのだろうか?
高層ビルにも飲食店街はできるだろう。
ただし、どこの町にもあるチェーン店に違いない。




最後を惜しむかのような、カラオケの歌声があちこちから聞こえてくる。
ただし、軍歌と演歌ばかりだ。
そんな歌たちも、戦後と同様に、高層ビルにかき消されていってしまう。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)



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「日本鉄道旅行地図帳」が大ヒットしている話し。

2009-03-11 | 鉄道・バス
私も予約購読している「日本鉄道旅行地図帳」が既に100万部を突破した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090309-00000000-hsk_ic-l13

上記の記事は、記者の認識不足による内容でもあるが、
売れた理由のかなりは、廃線、専用線、森林鉄道等まで克明に書かれている点であろう。

ただ、女性が1/3を占めているというのは驚きだ。
確かに電車の中で、実際に女性がこの本を見てるのを2回ほど目撃して、
思わず何で買ったのかインタビューしたくなったぐらいだ。

最近は、廃線、廃墟、工場のブームである。
書店に行けば明らかだ。
理由はわからない。
そして女性もかなり興味を持っているようなのだ。

私が先日、参加してみたその方面のコミュニティを見ても驚いた。
コメントの半分以上は女性なのだ。
「今まで興味はあったのだが、怖いのでひとりで行けなかった。
こういうコミュニティのお陰でオフ会等で一緒に行ける。」
というようなコメントもあった。

恐らくだが、廃線や廃墟に感して、男性はノスタルジーを主に感じるのだろう。
女性は美的感覚と物としての愛らしさ等で見ている場合もあるようだ。
廃墟のどこが美的で愛らしいか?
あいにく男性なので明確に答えられないが、そういう美的センスは
女性の方が優れているのだろう。
退廃の美学というのもあるだろうし、様式美というのもある。


いずれにせよ、この出版不況下で、100万部突破とは驚きだ。
(音楽でも100万枚はない時代である。)




日本鉄道旅行地図帳 9号 関西2 ―全線・全駅・全廃線 (9) (新潮「旅」ムック)

新潮社

このアイテムの詳細を見る



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シリーズ高架下 03

2009-03-10 | 鉄道・バス

会社から高架伝いに北上した。
線路が数本あるので、大きな高架だ。
その為に広い敷地を利用して駐車場になっている場所が多い。
さすがにそれでは面白くない。
もうすこし北上すると高架下らしくなってくる。




上野に近くなると、高架下は飲食店のオンパレードだ。




スナックの名前が、次男の呼び名と同じだったので。




かなり幅の広い高架下である。




高架と高架のちょっとした合間だ。
ほんのちょっとだけ太陽があたる場所だ。
なので洗濯物を干している。




高架が二股に分かれて広がっている。
高架下の使われ方としては、もっとも派手な場所に違いない。
上野駅はすぐ近くだ。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)
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日曜のこと、そしてライブ告知

2009-03-10 | バンド・音楽
日曜は小学校を借りて地域の防災訓練があった。
私は朝から準備の手伝いと、引率係りだった。
実際の災害を想定して、班分けを行い、リーダーと副リーダーを決める。
私はその班をサポートして、今日のメニューを案内、誘導するのだ。
長男は友達と来ると言っていたのだが、想定外に次男もママとやってきた。
そして、私の班に配属された。


















8種ほどのメニューを終え、炊き出し班作成による非常食を使っての昼食を食べて、クイズコーナーが終わり解散した。

その後、ママは親子スポーツ大会で夜まで対戦し、
私はバンド練習のために出掛けた。




スタジオでは音圧が高く、自分のドラムが聞こえないほどなのだが、
それがまた楽しいわけだ。



ライブ告知です。

3/14(土)の夜にライブをやります。
カルメンマキ&OZを中心に爆音炸裂!
そのOZの作詞家、プロデューサーのダディ竹千代こと加治木剛氏ご本人の前で
演奏しちゃうという大胆企画!
終了後はダディ竹千代さんを交えて反省会は必至!!!



ダディ竹千代プロデュース 新橋
Live Music & Bar 「ZZ 」

☆カルメンマキ&OZの作詞・プロデューサー、ダディ竹千代&東京おとぼけCat'sのボーカリスト
ダディ竹千代さんのプロデュースするお店です☆

http://www.zzpad.com/0903.html

出演:さくら&竜巻堂 (対バンあり)

新メンバー加入新生『さくら&竜巻堂』がZZデビューします
乞うご期待

オープン18:00 スタート19:00 
前売り¥1500 当日¥2000 ドリンク¥500~


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狭い路地にて

2009-03-09 | スナップ
夜に旗の台という駅で下車した。
たまたま乗換えだったのだが、この駅はいろいろお世話になった駅なのである。
昭和医大の大きな病院があり、お世話になるのだ。
ママが次男の出産時に医療事故があり、血液の80%を出血し、
緊急に運び込まれて九死に一生を得たのもこの病院だった。
死の淵を迷っていたが、集中治療室から復活してきたのだった。
ママの父親も末期癌でお世話になった。
私が西馬込に住んでいるときの病院もここだった。

駅は近代的な追い越し駅に生まれ変わり、乗換えも便利になったので、
近年は、旗の台乗換えが急増、東急としても大改造の成果は大きかった。
ただ、駅を降りれば、昭和の香りも残る下町風の町である。




住宅街の入り口に、突如として地下へ下りる店がある。
おでん あっちゃんママ。
とても興味があるが、階段を下りたことはない。




飲食店は多い町だ。
ただし常連さんが多いだろう。





3分ほど歩けば中原街道に出る。
右には大きな昭和医大病院が鎮座するが、左へ歩けば香蘭女子だ。

ここはカルメン・マキが通っていた女子高だ。




駅の近くに戻る。
狭い路地や袋小路がいくつかある。

と思いながら、道の果てまで行くと、細い通路がある。
池上線を降りた客が、こんな細い通路を歩いて家へ向かう。
かなりの人が通り抜けていく。

ここで写真を撮っていたら、私のすぐ後ろ、30センチぐらいのところに
女性が立っていた。
私が撮り終わるのを待っていたようだが、びっくりして大きな声を
出してしまった。



写真では明るく見えるが、実際は真っ暗だ。
見てのとおり、すれ違いは不可能だ。
先に入ったもの勝ちで、逆からの人は入り口で待っていた。
こんなに細いのに、人通りはかなりある。




そして女性の通行が多いのだ。
暗くて私でも怖いような路地だ。


最近は、こんな路地に興味が沸いて、また新シリーズができそうな
感じである。



SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)



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穏やかな週末

2009-03-07 | スナップ
今日は暖かい。
長男とサッカーの練習をしていると暑いぐらいだ。


次男とママが水泳に行っている間、長男と二人で川に向かった。





途中、まず本屋さんに寄って、Jリーグ選手年鑑を買った。
次にお不動さんに寄って、お願い事をした。
長男はサッカーがロナウジーニョより上手くなりますように。と
お願いしたらしい。
それはすごいお願いだ。




川に着いた。
驚いたことに、もう一部の桜は咲いていた。





桜の種類は詳しくないのだが、日当りのよい川べりなので、一気に咲いたのだろうか。




私が桜を撮っているあいだ、長男はサッカー選手年鑑を見ている。




写真を撮っている人が他にも居た。
とても気持ちの良い土曜日だ。




この写真は先週の写真だ。
1週間も経っていないのに、随分と違うものだ。



SONY α900、AF50mm/F1.4(Minolta)、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

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秋田県 横手へ(α900で結婚式) 03

2009-03-06 | 旅行
披露宴も終盤。
秋田の人は大人しいかと思いきや、ひじょうに元気だ。
そもそも酒が好きな土地柄である。寒くて、米どころだからだ。
新婦は赤いドレスに着替える。
小柄なので、人形のようだ。








各テーブルを回る。

私は最前列の親戚席に座っている。
横は角館の親戚、横手の親戚だ。
次回、家族で角館に行く時は親戚を訪ねてみようと思う。







勿論、最後は涙涙の披露宴だった。
とても楽しく、いい結婚式であった。

12時スタートで、終了は16:30を過ぎた頃だった。
長男のご両親と駅までタクシーで行く。
ご両親は静岡まで帰らねばならないので、大曲17:30頃の新幹線に乗る。
私は大曲18:30の新幹線を予約した。
荷物をコインロッカーに入れて、カメラのみ持ち、市街に出た。





駅の横は、むかしの貨物ホームが残る。
むかしならズカズカと線路を渡って機関区まで入ったものだが、
大人であるから、それは遠慮して、旧市街を散歩する。




写真の通りは駅前通りだが、むかしの面影はない。
親戚の家はこの駅前の商店街にあったのだが、道は拡幅され、多くの商店は
バイパス沿いに移転したのだろう。
店らしい店はあまりない。
人通りもほとんどない。
裏通りも隈なく歩いたが、どこも不必要なほどに道が広く、
いわゆるアーケード街や店の並んだ場所はまったく見当たらない。
人は住んでいるものの、クルマ中心の生活なのだろうか、歩いている人は
見当たらない。




私としては地方中堅都市の飲み屋街、繁華街に興味があったのだが、
どうやら、旧市街は姿を変えてしまったようだと判断して、駅の方に戻る。

そうは言ってもどんな町にも飲み屋街はあるはずだ。
バイパスにクルマで行って飲める時代ではない。
帰宅後にネットで調べた。
隈なく歩いたつもりだったが、たまたま歩かなかった場所に
飲み屋街は存在していた。
ひじょうに残念だ。
やはり下調べをしておくべきだった。












横手駅は日が暮れようとしている。

地方都市の駅前はシャッター通りになっているという話はよく聞くが、
横手の場合はもっと先を行っている。
シャッターを持つ商店そのものも移転して広い道路にして、
郊外に大規模なSCなどができている。
車社会への変換が一通り完成した町なのだ。
駅を中心とした風景が好きな私は最早古い人間なのだ。

*ちなみに横手市は人口あたりの大型店舗の面積が日本で最も広い町である。



(終わり)


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)、タムロンA09

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