クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第5回(その6)

2018-07-29 10:53:26 | 山陰線

11時7分発の3421K(キハ121-2+キハ121-7)で倉吉駅を出発。鳥取から来て松江に行くという眼鏡女子と相席になり、少々話し込みました。



11時16分に由良駅2番乗り場に到着。2面3線の構内です。



駅舎に入ろうと思ったら、3番乗り場には、「スーパーはくと」の回送が



跨線橋を渡って駅舎へと思ったら、コナン一色ではないですか



では駅舎の中へ。委託ながら窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は6:50~18:10(休み3回)です。天井にもコナンが



それでは駅舎撮影。近年「コナン駅」となっていますが、1903年12月20日築の木造駅舎です。トイレは米子方に。



駅前ロータリーにはコナン像が



で、自転車置き場の横にもブロンズ像のコナンが



「青山剛昌ふるさと館 1200m」ですって



35分の滞在時間を利用して「コナンロード」をトレース。この女の子、誰だろう?!私は『名探偵コナン』を読んだことがないのでよく分かりません。(後で関連記事を読んだところ、歩美ちゃんだった。)



少し進むと、もう1人のキャラクターが(後で調べたところ、光彦くんだった)



2分ほど歩くと、北条町図書館に到着。



北条町図書館の向かいには、JA鳥取中央大栄支所が。



200mほど進むと、ローソン+ポプラが。ここで右折します。



5分ほど進むと、北条町役場大栄支所が。青山剛昌ふるさと館はここで左折ですが、ここで引き返します。



駅に戻って、観光案内所へ。ここのコンセプトも勿論「コナン」。



コナングッズが一杯。私は勿論買いませんでしたけど。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第5回(その5)

2018-07-27 13:41:20 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前に残念なニュースをお伝えしなければなりません。14日から運休している「SLばんえつ物語」ですが、年内の運転は全てキャンセルとなってしまいました。C57 180そのものではなく、テンダー車の8つの車軸のうち1つがダメになってしまったからだということです。その車軸を新たに制作し直さなければならなくなった関係で、C57 180の復帰については来年の夏頃になることが見込まれます。その関係で、9月15、16、22、23日も「DLばんえつ物語」が運転されるそうです。



さて、本題に。山陰本線233Kは、10時37分に倉吉駅2番乗り場に到着。2面3線の構内です。



階段を上がって駅舎の中へ。改札の右手には「みどりの窓口」があり、営業時間は5:30~22:00(7:00~7:10休み)です。トイレは改札の向かいに。



さて、北口に出ました。倉吉駅は、平成23年1月に茶系の橋上駅舎となりました。



駅前ロータリーにあるご婦人のモニュメント。「とどいた調べ」(池田カオル 2011年)です。



駅前ロータリーを挟んで向かいには上井神社が。



心臓破りの急坂を上って本殿へ。一対の狛犬がお出迎え。山陰本線全駅下車達成を誓ってきました



再び改札前を通過して南口へ。旧駅舎があったということで、駅前にはビジネスホテルがあり、米子方にはローソンも。



南口に出ました。北口と比べると一段と細長くなっており、階下にはデイリーイン、トイレ、観光案内所が入っています。北口の階段がが両方向に伸びていたのに対し、南口の階段は鳥取方にしか出れません。



南口の観光案内所といえば「エキパル倉吉」。コーヒーなどが飲めるそうです。



駅舎の前には「お倉(左)とお吉(右)」のモニュメントが。



右手には「くらよし駅ヨコプラザ」が。ここで土産物などを買出し。倉吉駅は誠に見所が多く、30分の滞在時間では見取り図を描く時間もなくなってしまいました。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第5回(その4)

2018-07-25 12:30:06 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、来春開業するおおさか東線の北区間の4駅の駅名を発表しました。新大阪方から、「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」の順に設置されます。JR淡路は阪急京都本線及び同千里線と、JR野江は京阪本線との接続駅となることがそれぞれ想定されています。だいいち、おおさか東線自体、フィーダー路線の機能もあるし。尚、いずれも高架駅であり、対面式ホーム2面2線の構内となるそうです。



さて、本題に。見取図を描いているうち、228Kである「キハ121-7+キハ121-2」が9時2分に浜村駅1番乗り場に到着して超焦りました。下り列車と交換するための長時間停車だったので一安心。定刻9時10分に出発。



9時25分に末恒駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。



さて、北口に出ました。駅前に小屋みたいなのがありますが、駅舎ではありません。



駅前の様子。末恒郵便局となっています。滞在時間は20分。



跨線橋を渡って南口へ。少し大きな待合所となっています。左手には可愛い建物がありますが、汲み取り式トイレです。



その待合所の中をOPEN。9人分座れるベンチがあり、自動券売機も設けられています。尚、向かいのホーム上の待合所には4人分座れるベンチがありますが、券売機はありません。



駅前の様子。新興住宅地となっています。



駅前通りを西方に4分ほど進むと「あじさい公園」に到着。流石にこの季節は緑一色。これは2017年12月の乗り継ぎ旅です。このあたりで引き返します。



9時45分発の233K(キハ47 146+キハ47 1025)で倉吉方面へ。山裾に高規格道路が見えますが、「山陰道」という無料の高速道路です


話が変わりますが、北大阪急行電鉄は昨日、2020年に延伸開業する区間の駅名を発表しました。終点は「箕面萱野」であり、中間駅として「箕面船場阪大前」が設けられます。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第5回(その3)

2018-07-23 20:22:13 | 山陰線

先日は、中条駅の橋上駅舎化レポートをお伝えしました。山陰本線駅巡りに戻りましょう。


その2はこちら



再びホームに上がると、「スーパーおき3号」が運転停車してましたこれが「スーパーはくと4号」と交換してしばらく、ようやく231Kが出発。



8時46分に浜村駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内ですが、下り副本線が撤去されています。



では駅舎の中へ。自動券売機の隣に窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は6:40~18:10です。



それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは米子方に。



駅舎の前にはミニ庭園が。そこには記念撮影スペースも。



で、駅舎の前には奥村元治像が。



下車した際に気になっていたのですが、駐輪場の前にある大きな建物を。商工会館です。



駅前の様子。「歓 浜村温泉 迎」ですって



東方100mの所には温泉宿・魚と屋。付近に共同浴場がありますが、滞在時間が24分しかないので訪問せず。



折角ということで、足湯で「浜村温泉」を体感。浜村温泉の泉質は、含石膏弱食塩泉です。



足湯の上には貝がらをもった2人の子供の像が。浜村温泉は貝がら節の里なのです。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第5回(その2)

2018-07-20 20:50:28 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は今日、山陰本線の京都~丹波口間に来春開業する新駅の駅名について、「梅小路京都西」にすると発表しました。京都鉄道博物館の最寄り駅でもあり、混雑の激しい京都駅の利用者分散を狙ったのでしょう。で、イラストを見ると、メタリックな外観の高架駅のようです。


さて、本題に。7時46分発の224K(キハ47 1017+キハ47 141+キハ47 1054+キハ47 2008)で鳥取大学前駅を出発。



7時49分に湖山駅に到着。2面3線の構内です。ここから鳥取方は複線になります。



では駅舎の中へ。委託駅ながら窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)、営業時間は7:00~18:00(休み3回)です。ベンチは18人分。



警察が張っていて物々しい中、駅舎撮影。幾分かリニューアルされてますが、開業当時からの木造駅舎が健在です。トイレは米子方に。



20分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には谷本歯科が。



県道318号に出ると、右手には今井書店が。このあたりで引き返します。



駅に戻ると、「山陰海岸ジオライナー」の回送が止まってました



8時9分発の231K(キハ47 2008+キハ47 1054+キハ47 141+キハ47 1017)で米子方面へ。末恒駅を出ると右手には水尻池が



8時25分に宝木駅に到着。2面3線の構内です。



17分のバカ停を無駄にする手はないので駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。左手には山陰合同銀行宝木代理店が。尚、トイレは米子方に。



駅前は閑静な住宅地です。ここは鳥取市気高町です平成の大合併、恐るべし。



では駅舎の中へ。簡易委託ながら窓口があり、営業時間は7:00~15:00(土休日は12:00)です。



駅舎の天井には、気高町の風景や祭りを表現した写真が。撮影を終えて231Kに戻る際、委託駅員に声を掛けられました。


話が変わりますが、山陰本線の益田~東萩間及び福塩線の福山~神辺間が明日、芸備線の広島~下深川間が23日に、山陽本線の徳山~下松間が8月1日にそれぞれ運転再開します。ただ、山陽本線の全面復旧が11月中と見込まれていることから、「Twilight Express 瑞風」はしばらくの間、山陰本線を往復して周遊するルートで運行されるでしょう。


続きはこちら

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山陰本線全駅下車への道・第5回(その1)

2018-07-18 19:44:47 | 山陰線

 先週土曜日に水木しげるロードがリニューアルされ、今日になって「スーパーはくと」「スーパーいなば」が元に戻りました。しかし、「やくも」や「サンライズ出雲」の運転再開はお盆休みの直前になるものと思われます。「ノスタルジック山陰」との名目で「山陰DC」が展開されていますが、今回の西日本豪雨がこれに水を差した形です。
 さて、これからお伝えするのは、2017年12月16日(土)の「山陰本線全駅下車への道・第5回」です。新幹線と高速バスで鳥取まで出た後、八橋までの各駅を巡り、京都から高速バスで帰ったものでした。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。



2017年12月15日(金)。自転車で新津駅に行き、信越線453M(E129系B17編成+A14編成)で新潟へ。その後、17時44分発の「とき340号」(E2系J15編成)で東京へ。新潟の日本酒セットを購入し、君の井の生原酒を飲み干すといつしかバタンキュー



東京駅から東海道線1935E(E231系K04編成+E233系E71編成)で品川に出た後、21時発のキャメル号(鳥取200か528)で一路鳥取へ。途中、駿河湾沼津SA、加西SAでそれぞれ開放休憩。



智頭福原での客扱いが無かったので、6時20分に鳥取駅前に到着。



駅舎内に入ると、サンドアートがお出迎え。ここでバナナ等で朝食タイム。



すっかり夜が明け、「18きっぷ」に日付印を入れてもらいます。2番乗り場には「スーパーまつかぜ1号」が。



7時7分発の山陰本線227K(キハ121-6+キハ121-8+キハ121-4)で鳥取駅を出発。



7時15分に鳥取大学前駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



ホーム上の法面には、鳥取湖陵高校緑地デザイン科のアートが



階段を上がって駅舎の中へ。3人分のベンチの向かいに「みどりの窓口」があり、営業時間は平日では7:00~19:00(休み3回)、土休日では7:30~16:50(休み2回)です。自動券売機の隣には「みどりの券売機」があり、運用時間は6:00~21:00です。



それでは駅舎撮影。平成7年7月開業のコンクリ駅舎です。トイレは米子方に。



31分の滞在時間を利用して周辺散策。陸橋(大学橋)を渡ると、そこには鳥取大学のキャンパスが



駅に戻りました。右手には校舎のようなものが。鳥取大学前駅は鳥取商業高校の最寄り駅でもあるのです少し離れた所には鳥取湖陵高校があるし。


話が変わりますが、この間の西日本豪雨に伴う土砂流入で運転を見あわせていた、肥薩線の八代~人吉間が明日運転を再開し、「いさぶろう」「しんぺい」「かわせみ やませみ」が元に戻ります。山陽本線の長期運休で西に向かう「18きっぱー」にとっては厳しいシーズンとなっていますが、これがせめてもの救いになったことでしょう。また、高山本線の飛騨金山~下呂間の運転再開時期が示され、お盆休み直前になるものと思われます。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第4回(その9)

2018-07-14 07:54:04 | 山陰線

山陰本線駅巡りの前に残念なニュースからお伝えしなければなりません。C57 180が修繕が必要な状態になったため、今日明日の「SLばんえつ物語」は、「DLばんえつ物語」として運転され、普通車は全車自由席扱い(既に指定席券をお持ちのお客様は当該座席に座れる)になります。「SLやまぐち」の長期運休といい、ニッポンのSL列車は残念な状態が続きますね。



さて、本題に。山陰本線540Kは、3分遅れの17時9分に浜坂駅3番乗り場に到着。2面3線の構内です。



地下道をくぐって駅舎の中へ。改札の左手に「みどりの窓口」があり、営業時間は6:20~17:30(休み5回)です。



改札の右手には18人分座れるベンチの待合所が。天井には写真が飾られています。



それでは駅舎撮影。昭和34年3月築の、国鉄後期型駅舎です。トイレは鳥取方に。



駅事務室の左手には「鉄道グッズ館」(鉄子の部屋)がありますが、残念ながら閉まってました。営業時間は10:00~12:00、13:00~16:00(木曜休)です。



駅前の様子。「歓迎 湯村温泉・浜坂温泉郷」と出ています。



ホームに上がると、先ほど東浜駅で出会った女性と再会。彼女と共に、17時22分発の182D(キハ47 1093+キハ47 2)に乗り継いで豊岡へ。



豊岡到着後、444M(113系S009編成)に乗り継いで福知山へ。お腹が減ったので、梁瀬を出ると玄米ブランで夕食。上夜久野駅で交換した「きのさき13号」が遅れた関係で、3分遅れの19時55分に福知山駅に到着。



福知山駅で彼女と別れ、20時5分発の1152M(223系F16編成)に乗り継ぎます。船岡駅で交換した「はしだて9号・まいづる15号」が遅れた関係で、2分遅れの21時19分に園部駅に到着しましたが、順調に282M(221系K18編成)に乗り継いで京都へ。



京都到着後、22時30分発のウィーラートラベルS3520便(和泉200か13-44)で帰路に就きます。草津PA、米山SAで外に出ました。



7時58分に新潟駅南口に到着。8時13分発の信越線430M(E129系A10編成+B1編成)で新津に帰還。亀田駅でまさかの駅構内再加速。


 「山陰本線全駅下車への道・第4回」は以上です。今回は、主に山陰本線の浜坂~福部間の各駅を巡ってきました。明治期からの木造駅舎が何駅も見れた一方で、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行に合わせてリニューアルされた東浜駅が見れて大満足でした。城崎温泉駅の内部は、「第2回」の時とは見違えるようにリニューアルされてました。
 さて、この旅行記の後半では「平成30年7月豪雨」についてお伝えしましたが、山陰本線の益田~東萩間については未だに運転を見あわせています。いや、一旦運転を再開したものの、7月10日の土砂崩れの影響で再び運転を見合わせているものです。「○○のはなし」のルートから外れているとはいえ、1日でも早い運転再開が待たれます。
 西日本は今は観光どころではないですが、現在は一応「山陰DC」が展開されているのです。この後は、新潟の115系をお伝えした後、「山陰本線全駅下車への道・第5回」をお伝えします。


最後までお読みいただきありがとうございます


参考サイト   さいきの駅舎訪問

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山陰本線全駅下車への道・第4回(その8)

2018-07-12 21:57:37 | 山陰線

16時6分発の539K(キハ47 1019+キハ47 165)で諸寄駅を出発。



16時13分に居組駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみの構内に見えますが…。



向かいには土に還ろうとしているホームが。そう、居組駅は交換設備及び副本線が撤去されて棒線化されているのです!



では駅舎の中へ。無人化されて窓口や荷物扱い所が封鎖されています。ベンチは3人分。



それでは駅舎撮影。明治44年3月築の木造駅舎が健在です。トイレは浜坂方にありますが、汲み取り式です。



駅名板を拡大。少しかすれていますが、「居組駅」とちゃんと書かれています。尚、「居組」という地名は、「入り組んだ土地」に由来するそうです。



駅舎前にはミニ庭園が。左右にあって、しかも可也状態が良さそう。管理する人がいるのかな。



44分の滞在時間を利用して周辺散策。うっしーさんのサイトで第119位(2018年7月12日現在)ということで、県道128号を下って数分ほどで人家が現れました。



10分ほど下って新興住宅地が現れると、高規格道路に出ました。「ジオパークロード」といいます。



帰りは異なるルートで。立派な森林浴になりました



駅ノートに書き込んだりしているうち、地元のサッカークラブ(?!)の少年たちがやって来て、急に騒がしくなりました。駅舎の柱に登ったりするのは本当に閉口しました。彼らと共に、3分遅れでやってきた16時57分発の540K(キハ47 143+キハ47 1113)で浜坂へ。


今日現在で200名もの死者を出してしまった「平成30年7月豪雨」。昨日はJR九州の運転見通しについて書きましたが、今日はJR西日本の運転見通しについて書かせてもらいます。現在、舞鶴線、山陰本線(益田~東萩)、因美線の用瀬以南、姫新線の上月以西、津山線、芸備線、伯備線(総社~上石見)、福塩線(神辺~府中を除く)、山陽本線(笠岡~海田市、岩国~徳山)、木次線(出雲横田~備後落合)、芸備線、呉線、岩徳線でそれぞれ運転を見あわせています。そのうち、伯備線の総社~豪渓間は明日、津山線の岡山~玉柏、野々口~津山間はそれぞれ7月17日に、山陽本線の笠岡~福山間は明後日、福山~三原間は7月18日にそれぞれ運転再開します。「スーパーはくと」は明後日から京都~智頭間に限って5往復運行されます。舞鶴線、因美線の用瀬~智頭間、福塩線の福山~神辺間、芸備線の広島~上深川間、山陽本線の岩国~柳井間、山陰本線の益田~東萩間は、それぞれ数十日で復旧するでしょう。しかし、山陽本線(三原~海田市、柳井~徳山)、岩徳線、呉線、芸備線の下深川以東、木次線の出雲横田以南、伯備線の豪渓~上石見間、福塩線の府中以北については、復旧までに多くの年月を費やすでしょう。特に、芸備線の下深川~三次間の復旧工事は、恐らく年単位の戦いになるでしょう。山陽本線の長期運転見合わせは、ニッポンの物流に深刻な影響を及ぼしています(JR貨物の稼ぎの3割が消失!)。一日でも早い復旧が待たれます。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第4回(その7)

2018-07-11 12:40:26 | 山陰線

平成最悪の豪雨災害といわれる「平成30年7月豪雨」。西日本の多くの鉄道路線で多数の被害が発生しましたが、JR九州は、被災線区の運行見通しを発表しました。福岡空港行き電車が土砂に乗り上げた筑肥線の筑前深江~唐津間は今日から運転再開してます。しかし、大川野~肥前長野間にて大規模な土砂流入があった影響で運転を見合せている同線の山本~伊万里間については、本日よりバス代行が実施されています。また、上穂波~筑前山家間で大規模な土砂流出などがあった「原田線」についても、本日よりバス代行が始まっています。そして、鎌瀬~瀬戸石間で発生した大規模な土砂流入の影響で運転を見合せている、肥薩線の八代~吉松間については、昨日から八代~人吉間に限り平日のみバス代行が実施され、人吉~吉松間については本日より直行便によるタクシー代行が実施されています。肥薩線については、「SL人吉」などのジョイフルトレインを抱えることから、お盆前に全線復旧することを信じましょう。



さて、本題に。山陽本線538Kは、15時20分に諸寄駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅舎の中へ。3人分のベンチが設けられています。



それでは駅舎撮影。開業当時からの木造駅舎が健在です。トイレは鳥取方にありますが、汲み取り式です。



駅名板を拡大。扇子状の凝ったつくりです。15年振りの訪問ということで、字が相当かすれているように見えます。



46分の滞在時間を利用して周辺散策。駅前には篠原無然の碑が。



2分ほど下ると、曹洞宗の寺院である、諸谷山 龍満寺に到着。



家の宗教は曹洞宗ではないですが、旅の安全を祈願してきました



で、その龍満寺は諸寄小学校の跡地なのです



ガードをくぐると漁村に。諸寄荘YHがあり、飲料を調達してきました。



その諸寄荘YHの前には、「篠原無然生誕地」が。篠原無然は明治22年3月7日生まれの社会教育の先覚者。大正11年11月5日に没しました。



古い住宅地を抜けて国道178号を横切ると、諸寄海水浴場に出ました



トンネルの入り口には先の尖った岩が。前田純孝の歌碑です。


話が変わりますが、JR東日本水戸支社は昨日、常磐線の「佐貫駅」が2020年春に「龍ヶ崎市駅」に改称されることを発表しました。前々から龍ヶ崎市民が要望してきたことですが、安部総理の相次ぐ増税延期で先送りになっていました。来秋には予定通りに消費税増税がなされることから、今回の改称に至ったのです。


つづく

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山陰本線全駅下車への道・第4回(その6)

2018-07-09 19:42:32 | 山陰線

14時34分発の1537K(キハ121-6)で東浜駅を出発。



14時40分に岩美駅に到着。交換可能駅で、2面3線の構内です。



跨線橋を渡って駅舎の中へ。改札の左手に窓口(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は6:50~18:00です。待合ベンチは18人分。手前側にはKIOSKがありましたが、平成27年(?!)7月末をもって閉店しています。



それでは駅舎撮影。明治42年11月開業時の駅舎が健在です



駅舎の前にはミニ庭園が。開業100周年記念碑も設置されています。



鳥取方には観光案内所が。岩美駅のトイレも兼ねています。



短い時間ながら周辺散策。駅前には福寿商店が。食事処も併設されています。



福寿商店の向かいには、「れすとはうす ロマン」が。いつでもモーニングを提供しているそうなので、大岩駅でカニ尽くし弁当なんか食べなきゃよかったな。。



折角なので、駅前通りを進みます。



3分ほどで「岩美すこやかセンター」(岩美病院)に到着。



そこには、先ほどの「岩美町」のバスが止まってました



15時3分発の538K(キハ47 165+キハ47 1019)で浜坂方面へ。


今こうして「山陰本線全駅下車への道・第4回」をUPしていますが、「平成30年7月豪雨」により、中国地方、四国地方、九州地方の一部地域及び岐阜県下は「激甚災害」に見舞われ、今日現在で111人もの尊い命が奪われました。今回被災した地名に「中野東」などが登場し、私は大変ショックを受けています。倉敷市の小田川の洪水は連日報道されているところです。山陽自動車道の広島県区間の一部が未だに通行止めが続いており、山陽本線の三原ー海田市間及び岩国ー徳山間は運転再開の見通しが立っておらず、ニッポンの物流へは甚大な被害が及んでいます。佐川急便は1府7県で集配送を停止し、ヤマト運輸は被災地域を中心に配送が出来ない状況です。用具が届けられない影響で、金曜日の中日VSヤクルト戦が中止となりました。JR関係では、高山本線の坂上~打保間では土砂流入で線路が路盤ごと流され、芸備線の白木山~狩留家間の三篠川橋梁が流され、予讃線の本山~観音寺間の財田川橋梁は基礎が崩壊しました。これを言ったら罰が当たりますが、私は、冬シーズンにあき亀山駅などを訪問する予定です。しかし、芸備線の運転再開にはかなりの期間を要しそうなので、ちょっと考え直さなきゃいけないね。地球上では、近年海水温の上昇が顕著となって降水がますます激しくなっており、梅雨末期には必ずといっていいほど「激甚災害」を生み出しがちです。とにもかくにも、このたび被災されました皆様には、心からお見舞い申し上げます。


つづく

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