
三本松駅前には、ぶどう餅の本舗である巴堂が。欲しくなったので中に入りました。

とりあえず、今日のおやつとして5本入り(370円)を購入。(日持ちがしないので、家内の土産にはしません。)「ぶどう」は「武道」のことで、小麦でこし餡を包んだ、いわゆるお茶受けの饅頭です(グレープ果汁は入っておりません!)。
11時3分発の4329D(1506)に乗車し、再び徳島方面へ。

11時10分に引田駅に到着。単行気動車が3つ並びました。昨年(2009年)10月の両数改正により、単行が随分増えた気がします。


もう1回降りたので、改めて駅舎撮影。窓口営業時間は7:00~9:10、9:40~10:15、15:45~20:15なので、この時間は無人でした。

滞在時間を64分確保したので、引田の町を散策。駅から5分ほど歩くと古い商家の立ち並ぶ町並みに出ます。各家には由来の書かれた案内板があります。


そして、最大の目的地・讃州井筒屋敷(右側の和風の建物)へ。香川県観光局によるアンケートに答え、母屋へ。障害者手帳を持っていたので、150円で入れました。尚、敷地内には手袋などの専門店がいくつかあります。

母屋内の和室にて。ちょうど、「旧家の屏風と正月展 ~冬のしつらえ~」が行なわれており、各座敷にはかんざしと屏風の組み合わせが見られました。

中には和風庭園が。かんざしの花が風情を出しています。

別の部屋では酒瓶と醤油差しが。この屋敷は旧井筒屋(旧佐野邸)で、酒と醤油の醸造で栄えました。

その後、17年前まで操業していた工場の中の手袋工房へ。東かがわ市は日本一の手袋産地です。この手袋は「世界一長い手袋」としてギネス登録されており、全長は12.5mあります。

その後、12時14分発の4335D(キハ40 2144)で引田の町を後にします。国鉄型車両は非力で1000(1200)・1500形の倍近くの時間で讃岐山脈を越え、12時30分に阿波大宮駅に到着。島式ホーム1面2線の構内です。以前は2面3線だったかもしれません。

駅舎に出る前に駅名標を。阿波大宮駅の駅番号は「T08」。
駅舎に入ると建設会社の作業員が休憩中なので、まずは周辺散策です。
つづく