天理駅での滞在時間は36分。駅舎撮影を終え、周辺を回ってきます。
駅前ロータリーの幹線道路沿いには歌碑があります。周辺にある5つある歌碑のうちの1つです。それにしてもこの銀杏、ヤタガラスの形をしてないか?
ロータリーの南には「平和のかがやき」のモニュメント。天使がフルートを吹いたりしていますね。天理市制40周年を記念して、1995年3月18日に、平和の願いをこめて建立されたそうです。
天理駅から天理教本部へは東方に1.2km。しかし、駅前ロータリーがとてつもなく広く、道路向かいの商店街も見ることないまま時間となりました。10時30分発の1537S(105系W4編成)で後にしました。
10時34分に長柄駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。この旅で初めて訪問した棒線駅です。
それでは駅舎(?)撮影。平成20年6月にリニューアルされ、スロープなどのバリアフリー設備が整いました。右隣には休憩所を兼ねたトイレがあり、そちらは平成20年10月築です。
長柄での滞在時間は24分。でも、それなりに散策してきます。大和神社に向かって歩いていくと、すぐに溜池に出ました。晴れているし、何だか長閑です。
長柄駅を出て8分ほどで、旧官幣大社・大和神社に到着。日本最古の交通安全・土木建築の守護の神社ですが、ここで旅の安全を祈願してきました。
拝殿への入口には、石灯籠と萩の花があり、参拝者を和ませてくれます。
お参りを終えると、列車の時間まであと10分弱。気力で駅に戻ると、あと1分でした。10時58分発の539T(105系W9編成)に乗車しました。
11時1分に柳本駅に到着。交換可能駅で対面式ホームの2面2線の構内で、両者は跨線橋で結ばれています。
駅舎に入ります。無人化されて窓口が閉鎖されており、券売機に代えられています。改札は簡易Icocaのみ。
それでは駅舎撮影。昭和5年12月築の木造駅舎が健在です。蔵のイメージにリメイクされています。トイレは別棟。
37分の滞在時間を利用して、黒塚古墳に行ってきます。東方に500mほど歩くと古墳が目の前に。4世紀前半のものと思われる前方後円墳で、全長が130m、高さ(後円部)が11m、後円部の径が72mです。
折角なので、古墳の上に登ります。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問