クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

湖西線全駅下車の旅(その1)

2011-09-28 00:02:31 | 北陸線

 時期は前後しますが、これより2011年6月4日~5日の乗り継ぎ旅行の模様をお伝えします。今回巡った路線は湖西線です。
 ここで、湖西線の概要を説明します。湖西線は、山科と近江塩津を結ぶ営業キロ74.1km、駅数19の高規格路線です。国鉄が北陸本線の輸送力向上を急いだことから、昭和6年に開通した江若鉄道を昭和44年10月末に廃線に追い込んで、1からつくり直して昭和49年7月20日に開業した全線高架路線です。全体的に琵琶湖の西岸を辿る路線で、下り列車の場合、進行方向右側には絶景が広がります。「サンダーバード」「日本海」といった特急列車や関西と北海道・新潟を結ぶ貨物列車が行き交い、さらには、兵庫県と敦賀を結ぶ新快速列車のルートにもなっており、名実共に関西と北陸の連絡路線となっています。しかし、比良山系から強風が吹きつけることが少なくなく、時折米原回りになるなど輸送上のネックとなります。681・683系や24系が特急列車として運用されることをはじめ、新快速では223・225系、普通では緑色の113系、117系、221系、223系とバラエティーに富んでいます。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。


2011年6月3日(金)。この日も出勤でした。自転車で新津駅まで行き、23時13分発の急行きたぐに号(583系B06編成)で旅立ちました。早朝に下車するので、2号車の自由席に乗車。途中から入れ替わり立ち代り乗車し、ボックス独占出来ず。富山から向かいに座った女性は、これからイギリスに行くところだとか。羨ましい限りです。



4時43分に敦賀駅に到着。すがすがしい朝です。降りた客は私の他には見当たらず、本当に静かです。



早い朝食を終え、5時27分発の湖西線4838M(521系E4編成)に乗り継ぎました。鳩原ループでは殆ど寝てました



5時50分に永原駅に到着。京都からの普通列車が折り返す駅で、2面4線の構内を有します。



構内を別の角度から。ホーム下を大浦川が流れており、半橋上駅となっています。



地下道をくぐって駅舎の中へ。左手は窓口、右手は倉庫です。手前にある大黒柱のようなものは、実は「EARTH VIBRATION~ふれあい~」(近藤イオリ 2000.2.10)というアートです。「丸子船」の帆船の帆が風を受けて琵琶湖を行き来していた様と、秋には黄金色になる稲穂の「穂」が風になびく様を合わせてイメージしています。



それでは駅舎撮影。平成12年1月改築の、北欧風のログハウス駅舎「コミュニティーハウス Koti」です。トイレは手前側にあります。


永原駅には資料室も併設されてスタンプもありますが、さすがにこの時間は施錠されていました。レンタサイクルも営業しており、貸出時間は8:30~10:40、12:00~16:30です。



歯磨きを終えて周辺散策。大浦川を渡ると、長浜市役所西浅井支所(悠久の郷)と西浅井公民館(右手の体育館風の建物)があります。それにしても、ここが長浜市であるのは実感が湧きません。滋賀県の市町村合併は、新潟県以上にドラスティックです。


駅前を見ると、もう時間になりました。6時24分発の3889M(223系V31編成)に乗車し、次なる駅に向かいました。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


<ブログランキングに参加しています。是非ワンクリックお願いします。>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログランキング