奥羽本線1661Mは、14時54分に糠沢駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
私と一緒に女の子も下車しました。もう少し待てば、E751系つがるが通過したのに~。
それでは駅舎撮影。平成21年7月改築の、綴子大太鼓を模した簡易駅舎です。直径3.9m、幅3.7mあり、「世界一の大太鼓」としてギネス認定されている本物と同じサイズです。エントランス横の撥が心憎い演出です。この旅の最大の目的の1つです。
この駅舎を視点を変えて。工費は1300万円でした。尚、本物の綴子大太鼓は、駅から約6km離れた「道の駅たかのす」内に保存されています。但し、付近には鉄道以外の交通機関はありません!
駅舎内部の様子。卓上テーブルを挟んで木製のベンチが設けられ、ウッディーな室内です。券売機などの類はないですが、ゴミ箱があるのが素晴しいです。喚起が悪く、蒸し暑かったです。
それでは周辺散策。正面口から駅前に出ると、水田地帯が広がっていました。諸事情により、が真冬にずれこんでしまいました。
跨線橋を渡り、南側に出ました。上りホームには旧来からの木造の待合室があります。架線柱を挟んで綴子大太鼓型の駅舎と並んでいます。こちらも駅前は水田です。
駅前の道路を直進し、向黒沢大橋を渡ります。眼下には、黄金色とまではいかないが黄緑の絨毯が広がっていました。
そして、米代川を体感しました。水量が豊かですね。背景にある山々の配置がいいですね。
下流側に視点を移して。大きな中洲があり、何だか浅そうな川ですね。でも、両はじは深いか。
橋を渡りきったところにある大願成就黎明碑。平成4年に向黒沢大橋が完成したことで、山側と糠沢側の行き来が容易になりました。
糠沢駅に戻る前に向黒沢大橋の欄干を。しっかりと綴子大太鼓を模っていました。
駅に戻ると、サウナのような駅舎内で六七のじょっぱりで一杯やりました。ところで、1661Mで一緒に降りた彼女は、向かいの待合室にずっと居ました。うすうす感じていましたが、15時53分発の1664M(701系N26編成)に乗るのも一緒でした。
つづく
参考文献 西崎さいき 『珍駅巡礼 日本全国の「ヘンな駅」をゆく!!』
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