奥羽本線1649Mは、10時37分に井川さくら駅に到着。複線間にある、対面式ホーム2面2線の構内です。
ホームを下りました。下りホームにはコンパクトな待合室があります。入口には乗車駅証明書発行機があります。ここは正面口なわけないですよね。
西側に視点を変えて。駅前は新興住宅地となっています。
その駅前公園には「愛」というモニュメント(秋田公立工芸大 1997年6月)があります。甘えたい盛りの子供とお母さんのイメージでしょうか。
正面口に行こうと地下道をくぐります。その壁面には地元の四季の風物詩などが描かれており、見ているだけで楽しかったです。
地下道をくぐった先は、1番ホームの階下。こちらが正駅舎です。委託ながらも駅員が配置されており、乗車券・指定券も販売しています。駅スタンプは勿論、桜の形です。
それでは駅舎撮影。平成7年12月1日の開業以来の、大小2つの円柱からなる駅舎です。右側の駅舎の奥にさっき登場した窓口があり、通路を挟んでトイレがあります。
左側の円柱は、「古城和子の図書コーナー」となっています。広い待合室でもあり、長時間列車を待っていても退屈しないでしょう。この駅舎の建設には地元民の資金で賄われており、寄付金は32,464,065円だったそうです。
では、駅前広場にあるモニュメントを。こちらは、「大地のおくりもの~さくらの和」(牛尾啓三 2004年)です。宇宙人のイメージでしょうか。
駅前にはR7が通り、郊外型店舗などが多く立ち並び賑やかです。向かいにあるローソンで太平山などを購入しました。
そのローソンで購入した竜田揚げを食べて休憩しているうちに、駅には人が集まってきました。11時20分発の1646M(701系N101編成)に乗車しましたが、これから「こまち」で首都圏に出ようとする方々などで大混雑でした。
秋田到着後、新宿さぼてんで三元豚ロースカツ弁当を購入し、12時12分発の羽越本線540M(701系N105編成)に乗り継ぎました。当然ながらロングシートの車内でしたが、岩城みなとを出てから昼食タイム。この写真は南鳥海駅付近ですが、鳥海山を見るとこの旅がもう終わるのだなと呆気なく感じました。
13時55分に酒田駅3番線に到着。この701系N105編成は仙台からの転属車で、「F2-105」の表記もありました。
14時26分発の828D(キハ47 1516+キハ40 502+キハ40 586)に乗車し、新津に帰還します。小波渡~五十川では防風柵設置工事が進められていました。桑川で長時間停車があったので上の写真を撮影しましたが、この日(2011年8月21日)は24時間テレビの放送日で、そのスタッフが集結していました。
18時29分に新津駅に到着し、この旅は終わりました。秋雨前線の影響で直前まで羽越本線の村上以北が運転見合わせでしたが、「日本海」が所定通りに運転され、奥羽本線の秋田以北の駅巡りが出来ました。気がつくと、奥羽本線全駅下車達成まであと5駅となりました。「青春18」を使った日帰り旅行をもう1回やれば達成できる見込みです。
ところで、皆様も御存知の通り、寝台特急日本海は3月16日を以って臨時列車化されます。先日発表されたプレリリースによると、寝台特急日本海のGW期間中の運転はたったの4日間で、しかも24系客車B寝台6両だけのみすぼらしい編成となります。下り列車で見ると、大阪発が20時38分ですが、青森着が12時42分でとても使えそうにありません。「日本海」はもう長くないのが明らかなので、この機会に青森まで乗っておいて正解でした。
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