先日は失礼しました。四国の旅に戻りましょう。
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640円の切符を買い、改札をくぐりました。まずは駅名標から紹介しますが、伊予市駅は「U05」です。
3番乗り場に停車中のキハ54 6に乗車。申し遅れましたが、伊予市駅は2面3線の構内で、駅裏にみかん選果場があります。
無事に13時39分発の4645Dに乗車し、内子線駅巡り開始。格安ツアーバスで一夜を過ごした私にとっては、DMF13HSのエンジン音は丁度いい子守唄です。
喜多山に着くまでの間、内子線の概要を紹介します。内子線は、大正9年5月に愛媛鉄道の手により、伊予大洲~内子間の762mm軌間の軽便鉄道として開通しました。昭和8年10月に国有化され、昭和10年10月には五郎~内子間に改められ、軌間も1067mmに改軌されました。昭和61年3月に「予讃新線」が開通し、伊予市と伊予大洲を結ぶ短絡線の一部となり、五郎~新谷間が廃止されて現在に至っています。車両ですが、2000系による「宇和海」「いしづち」「しおかぜ」が計17往復行き交っていますが、普通列車はオールロングシートのキハ32系、キハ54系による運転となっています。尚、内子は、卯達の町並みが有名で観光客が絶えません。
14時19分に喜多山駅に到着。片面ホーム1面のみの構内で、ホームは狭いです。
まずは駅名標から。喜多山駅は「U12」で、伊予市駅から7駅乗ったことになります。それにしてもボロボロですね。
続いて駅裏を。向かいに旧ホームの遺構のようなものがありますね。交換設備があったのかもしれません。尚、構内の向こうには、日本えびね育種センター。
そして時刻表を。下りが12本(内ワンマン9本)、上りが13本(内ワンマン11本)です。
最後に駅全貌を。青色のベンチの待合スペースとホームのみの無人駅です。券売機の類もありません。
2度目の歯磨きを終えた後、新谷駅まで駅間徒歩。サンクスのある交差点を左折し、ひたすら国道56号を歩きます。
左側は松山自動車道が併走しています。これを見ると複雑な気分になってきます。
右側は矢落川に沿っています。道程のおよそ7分の5の地点で、川を眺めるチャンスに恵まれました。橋の向こうには帝京五高。
国道56号に戻ると、交通安全魔除地蔵がありました。何時の間に内子線の線路がすぐそこに。
いつしか集落に入りました。ローソンで伊予柑などを買うと、もうすぐ新谷駅です。尚、清酒・神南はやっているかどうか不明です。
つづく
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