春賀駅から30分ほど歩き、八多喜駅に到着。
それでは駅舎撮影。コンパクトな簡易駅舎で、右側にトイレがあります。駅舎のない無人駅を多数巡っているからこそ、駅舎のありがたみが分かります。
駅舎内部へ。ベンチが4脚ずつ対面して並んでいます。右手に窓口跡があるので、かつては有人駅だったかもしれません。時間が余ったので、ここで少し休憩。
では駅名標を。かなりボロボロです。八多喜駅は「S15」。S15といえば、「クモハ114-507+クモハ115-507」の編成を思わせます。
ホームから駅裏の様子を。県道が通っており、JA関連のスタンドやAコープ、ローソンplusがあります。
そろそろ出発です。申し遅れましたが、八多喜駅は片面ホーム1面のみの構内です。8時38分発の4915D(キハ32 1)で五郎駅を目指します。勿論ワンマンカーで、結構乗ってました。
8時45分に五郎駅に到着。片面ホーム1面のみの棒線駅に見えますが…。
キハ32 1が出発して構内を見ると、使われていないホームが残っているのが分かります。そう、「予讃新線」開業前は内子線の始発駅で、対面式ホームの2面3線だったことが分かります。
まずは駅名標を。五郎駅は「S17」。「S」はまさか「Shirataki」ではないでしょうね。
それでは駅舎撮影。JR四国標準型の無人駅です。駅前の大きさからすると、以前は木造駅舎があったに違いありません。
待合スペースの様子。ゴミ箱を挟んで茶色のベンチが対称的に並んでいます。勿論、券売機などはありません。
伊予大洲よりの一角には、汲み取り式トイレがあります。JR四国の駅トイレは汲み取り式が多いです。
最後に時刻表を。下り12本(内ワンマン7本)、上り11本(内ワンマン8本)です。次の列車に乗ろうにも9時47分。下りに至っては10時27分…。
誠に名残惜しいですが、今回の旅の最大の目的は内子線全駅下車なので、新谷駅まで駅間徒歩を敢行します。五郎駅は山に囲まれた長閑な無人駅で、かつてはタヌキ駅長が居ました。
つづく
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