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柿ノ木駅 3月16日より臨時駅化

2013-02-02 00:08:37 | 新潟の鉄道(駅舎関係)

 今年の3月改正は200系の引退などが主ですが、利用客が見込めない駅の臨時駅化も行なわれます。それは、只見線の柿ノ木駅です。
 そもそも、柿ノ木駅はどういう駅か。柿ノ木駅は、魚沼市(旧入広瀬町)の奥にある駅で、小出駅から数えて6駅目にあります。利用客が少ないため、冬季通過の措置も行なわれてきました。只見線自体、全国で指折りの利用客が少ない路線で、会津川口~只見は現在も不通のままです。
 さて、柿ノ木駅の現況を見てみましょう。訪問日は、2013年1月13日でした。



まずは駅前の様子から。利用者が極端に少ないようには見えませんが…。積雪のせいで、どこが入口か分かりません。



除雪された通路からは、何か小屋のようなものが見えますね。駅構内を示すポールがあることから、きっと柿ノ木駅に違いないですね。



はたして、駅舎がありました。新潟県側の只見線標準型の無人駅です。



では、駅舎に入ります。壁伝いにベンチが設えられており、簡易除雪機もあります。天井には写真が何枚も飾られていました。



旧駅名板のある一角では、駅ノートと漫画も備え付けられています。駅ノートによると、訪問者の多くは今回の臨時駅化を予め知っていますが、公式文書には「臨時駅化」は一言も触れていませんでした。



ホームに出ました。駅舎から只見方に進んだ所にあり、2両分しかありません。



最後に時刻表を。一日4往復ずつしか停車しません。一度降りたら、だいぶ時間が空きますね。



駅前のバス停。こちらは1日2往復しかありません!いずれにしても、車以外は不便です。


 柿ノ木駅の模様は以上です。今回の臨時駅化は、これからの秘境駅のあり方には大きなターニングポイントとなるでしょう。「平成23年 新潟・福島豪雨」後に全列車通過となった田子倉駅は、廃駅への動きも出ています。イベントなどで停車する機会がなければ、やがては西仙台ハイランド駅と同じ運命を辿るでしょう。山田線の浅岸駅や、飯田線に横たわる秘境駅群にも大きく影響を与える決定です。


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