仙台市交通局は昨日、南北線に投入する新型車両の概要を固めました。まずは無塗装であること。投入されるのは2024年からで、2030年までに現行の1000N系の全22編成を置き換えるとのことです。何でもこの白色の1000N系、1987年7月の開業時から使われ続けてるのだから。一般的な鉄道車両の経済的寿命を既に超えて耐用年数に近付き、車両の置き換えは喫緊の課題だとみていいでしょう。
前回はこちら
さて、本題に。7時4分発の226M(221系K10編成)で梅小路京都西駅を出発。京都駅にて京都線の新快速3201M(223系W20編成+V37編成)に乗り継ぎます。
新大阪到着後、おおさか東線2416S(201系ND601編成)に乗り継いでいよいよ初乗車区間へ。薬師寺と鹿がお出迎え。
8時1分に南吹田駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
階段を下って改札を抜けました。トイレは4台の自動改札をくぐって奥に。
その手前には「みどりの券売機」が。駅員は居るものの、乗車券の販売は行いません。
府道14号を挟んで向かいには「すみかわデンタルクリニック」が。
それでは駅舎撮影。デザインコンセプトは「神崎川と水路の風景」で、ピンク色の配色です。財産標は「H30.12.20」。
駅前の公園にはドンゴロス水車と吹田くわいのモニュメントが。もとは水田地帯で、吹田の名産であるくわいの生産地だったことに由来します。
32分の滞在時間で周辺散策。少しぶらぶらしていると、東海道線の線路がこれは321系ですが、特急列車や新快速などもバンバン通っていきます。
一通り満足して上新田公園の方に向かうと、ちょうどソメイヨシノが見頃。
で、入口には大阪府知事選のポスターが。訪問の翌日は大阪市長選と大阪府知事選のダブル選挙だったのです。結果は維新強しといったところで。11月には大阪都構想の住民投票が再度実施されるでしょう。
徒歩2分にはファミリーマートが。これまで鉄道が通っていながら公共交通機関がバスしかなかった地元住民にとって、南吹田駅の開業は喜びひとしおだったでしょう。1駅乗れば新幹線を利用できるし。
つづく
参考文献 『DJ鉄道ダイヤ情報 4月号』