2012年頃から進められている新潟駅高架化工事。今日になってようやく2~5番線が高架に上がり、「いなほ」と「とき」の平面乗り換えが実現しました。それと同時に、西口には「COCOLO西N+」なるものが開業しました。利用者の評判がすこぶる悪い(?!)8、9番線の設置から5年半経ってやっと第一段階が終わったと言えます。
2018年4月1日。西改札を出ると、旧ヨドバシカメラには何かが掲出されていました
西側自由通路への壁には何やらショーウィンドーのようなものが。
そして、西側自由通路に廻ると、通路がイメチェンしており、シャッターのようなものも
新潟駅高架第一期開業の前日となる2018年4月14日。白新線、信越線、越後線は大幅な時刻変更や区間運休が行われたりしていました。「いなほ4号」は快速9824Mに化け、豊栄止まりとなってました。
豊栄~新潟間は代行バスによる運転となってました。この時は確か、11台だったのかな。
新潟~豊栄間は普通列車も走っていましたが、東新潟止まりを除く全列車が気動車によって賄われていました。しかも、新潟行きの上り列車は全て東新潟駅を通過。
大形駅を出ると貨物線に入り、東新潟駅のホームには入らずに新潟貨物ターミナルへ。ちなみに、大形~新潟間は都合35分ほどかかりました。
「しらゆき4号」は、新潟~新津間は快速列車として走りました。
で、上沼垂から新潟駅高架ホームへのアプローチでは最終確認が行われてました。
2018年4月15日。ついに「その日」がきました。8番線から降り立つと、2~5番線へは右の狭い通路を進むことになります。
眼下には、昨日限りで廃止された1~4番線が。
このまま進めばCOCOLO東ですが、改札を出ずに右折して仮設風の通路を進みます。
数分歩くとコンコースに出ました。
右手には改札内のNEWDAYSが。
その右手には2番線の通路が。
トイレは、3、4番線への通路を挟んで右が男子用、左が女子用と多目的トイレになっています。
トイレの左手には待合室が。42人分座れるようになっています。
で、その左手には「僕達の世界の銀河系」(石栗仁之)という絵画が。
5番線に上がりました。中央にはKIOSKが。
6,7号車付近には乗換改札が。
そして、1、2号車付近にも乗換改札が。
一方、地上に視点を転ずると、旧2,3番線のKIOSKは閉鎖されて廃墟と化していました。
万代口改札の地下通路も閉鎖。当然、1番線もバリケードが設置されてました。
COCOLO西N+に向かってみると、4番線への連絡通路も閉鎖されてました。
そして、昨日まで使用されていた仮トイレも固く閉ざされてました。
西改札を出ると、右手にはCOCOLO西N+が。STARBUCKS、ぽんしゅ館コンプレックス、ベーカリーPAOが入ってます
西側自由通路への回廊は間接照明が用いられてます
旧ヨドバシカメラB館は、「km-0 niigata lab」「ぽんしゅ館 クラフトマンシップ」となってます
そして、向かいは、COCOLO西N+の自由通路側からの入口となってました。中には休憩スペースも設けられています。
大変長くなりましたが、新潟駅高架第一期開業レポートは以上です。今回の意義は、「いなほ」と「とき」の短時間乗り継ぎの実現といっていいでしょう。
ただ、お分かりの通り、8、9番線という地上ホームが残っています。2~5番線と8、9番線への動線は以前よりも長くなってしまい、利用の少ない時間帯でも6、7分かかるでしょう。朝ラッシュの時間帯はもうご想像にお任せします。例えば、信越線423Mから羽越線1925Mへの乗り継ぎとか、越後線1941Mから信越線3482Mへの乗り継ぎはまず無理と言っていいでしょう。
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