11月初頭の台風21号から変わった温帯低気圧により、中国地方などは集中豪雨に見舞われました。その影響で山陰本線の益田〜石見津田間では斜面に亀裂が入り線路が曲がり、益田〜三保三隅間で当分の間運転を見合わせます。「スーパーおき」は益田〜米子間が運休、「スーパーまつかぜ」も一部が運休、益田〜三保三隅間は昨日からバス代行となっています。私は今月末に山陰本線全駅下車達成する予定なので、何だか気がかりです。
さて、本題に。15時33分発のIRいしかわ鉄道1651M(521系旧J07編成)で小松駅を出発。
イベント帰りの地元民で大混雑でしたが、小舞子で座れました。
15時53分に西松任駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。
では駅舎の中へ。簡易ICOCA改札の脇に自動券売機が。トイレは福井方に。
さて、日本海口に出ました。ファサードに隠されたような駅舎です。この駅に降り立ってIRいしかわ鉄道全駅下車達成。
跨線橋が矢鱈と目立っています。
西松任駅の日本海口からは、北鉄バスが1~2時間おきに出ています。
白山市コミュニティーバス・めぐーるも3方向出ています。
時刻表を。1時間に概ね2,3本ずつ出てますが、7時台の金沢方面は5本となっています。
36分の滞在時間で周辺散策。駅前にはalbisが。
そのalbisの隣にはクスリのアオキが。
そのクスリのアオキの隣には無印良品が。いわばイータウンというショッピングモールになっており、西松任駅はよく計算されたところに設置されましたね。
で、その向かいには港屋珈琲が。左端にはコインランドリーが。
これらの郊外型店舗と道路を挟んで向こうには学校のような建物が。
折角なので、地下道をくぐってもう1つの入口へ。壁の向こうはズバリ、北陸新幹線の白山車両基地です。
そのまま進むと白山口に出ました。
その白山口は、日本海口より一段とコンパクトな形となっています。
白山口へ。簡易ICOCA改札とベンチだけですが、一本義で打ち上げ。
小松駅に戻る前に駅名標を。IRいしかわ鉄道の駅名標にはナンバリングがありません。
話が変わりますが、京都鉄道博物館は昨日、12月12~17日に最初で最後の381系特別展示を行うと発表しました。「スーパーくろしお」色の一部再現などが行われます。そして、最終日の12月17日には、13時15分から30分間出雲支社長隣席のもと「381系電車ありがとうセレモニー」が挙行され、扇形車庫中央の381系が回転するさまを眺められるよう取り図られます。381系は今冬も臨時の「やくも」に充当されるらしいですが、言葉のニュアンスからすると来年早々には全廃されるとみられます。
そしてもう1つ。JR東日本は昨日、津軽線の蟹田~三厩間について、2027年春に正式に廃止する方針を固めました。近く沿線自治体と合意文書を交わすとしています。現在、津軽線の被災区間は「わんタク」が代行しており、竜飛岬までもカバーしています。2026年にはJR東日本と地元自治体からなる運営法人をつくり、代替交通となるタクシーや町営バスを一体で運営する計画です。これからの津軽半島北部の公共交通は、この「わんタク」が基本になります。で、中小国駅の扱いや如何に。
つづく
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