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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山口線全駅下車の旅(その2)

2016-10-01 17:35:12 | 陰陽連絡線

山口線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、三江線に対する鉄道事業廃止届を国土交通省に提出しました。廃止日は2018年4月1日(日)だそうです。私が想定していたよりも廃止日が伸びてほっとしている次第です。


前回はこちら



さて、本題に。「つわのエクスプレス」は開放休憩一切なしで、定刻より13分早い6時22分に益田駅に到着。



「18きっぷ」に日付印を入れ、6時28分発の山口線2534D(右のタラコの気動車)に乗車して山口線の旅が始まります。



その「キハ40 2122」の車内。茶色のセミクロスシートとなっていますが、一部のボックスは空調設備があるため荷棚が使えません。


日原駅に着くまでの間、山口線の概要を紹介します。山口線は、新山口と益田を結ぶ、全長93.9km、駅数26の地方交通線です。宇田郷経由の路線が開通するまで「山陰本線」と名乗っただけのことあり、「スーパーおき」が3往復走ります。もう1つの特徴ですが、昭和54年より「SLやまぐち号」が新山口~津和野間を運行していることです。そして、3つ目の特徴ですが、宮野を境にした大きな落差です。沿線に山口大学など高等教育機関を抱える新山口~宮野間は、一部時間帯を除いて30分~1時間ヘッドです。しかし、山間に入る宮野以北は本数が激減し、数時間も空白になることもあります。車両については、「スーパーおき」がキハ187系、普通列車はキハ40系列となっています。



朝食を終えて、6時56分に日原駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+引き込み線1本の構内です。



それでは駅舎撮影。平成8年10月築の、枕瀬簡易郵便局との合築駅舎です。



では駅舎の中へ。特急停車駅ということもあり、木製の椅子が多数設置されています。新山口方は「プラザ枕瀬簡易郵便局」です。窓口営業時間が8:00~17:00なので、この時間帯は無人でした。尚、トイレは、ホーム側に男女別に設置されています。



時刻表を。特急列車を含めて上下それぞれ10本ずつです。滞在時間は34分。



日原駅はただの合築駅舎ではないのです。渡り廊下を伝って枕瀬公民館と繋がっています。



駅と枕瀬公民館との間には「おつきさん」のモニュメントが。



そうこうするうちに、六日市温泉ゆらら行きのバスがやってきました国鉄再建法により頓挫された岩日線の代わりの公共交通機関ですが、「六日市ツアー」のマイクロバスでした。雨が本降りなのでこれ以上の散策はやめにします。


つづく


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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