新宮駅を出発する前にニュースをお伝えします。JR九州は昨日、久大本線の庄内〜向之原間を8月29日に運転再開させると発表しました。代行バスの庄内駅での発着場所は、ほのぼの温泉前から庄内駅前ロータリーに変更となります。尚、久大本線の代行バスは、豊後森〜由布院と由布院〜庄内とで系統が分かれています。
さて、本題に。2326Mで新宮駅を出発し、8時6分に宇久井駅に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線+保線用側線1本の構内です。
では駅舎の中へ。窓口と荷物扱所の跡が残っていますが、無人化されていずれも固く閉ざされています。「宇久井の風景」の下には何もありません
それでは駅舎撮影。昭和11年11月築の木造駅舎が健在です。朝日に映えて素晴らしい色合い。
トイレは新宮方に。駅舎と同時期の築と思われます。
時刻表を。上り11本、下り12本ですが、下りの7時、8時台にそれぞれ2本ずつ設定されています。
では、バスの時刻表を。夜間帯を除いて新宮駅行きが毎時2本設定されています。
そして、もう1つのバスの時刻表を。昨年10月1日より「町営バス宇久井線」が運行するようになりました。
そうこうするうちに熊野交通の新宮駅行きのバスがやってきて、1人の女性を乗せていきました
駅前の様子。国道42号が通じています。駅舎の前には「JAみくまの宇久井」が。那智勝浦方面へ徒歩1分の所に那智宇久井郵便局があったりします。
そろそろ出発の時間が近付き、跨線橋を渡って下りホームへ。すると、「南紀4号」の送り込みがやってきました
8時33分発の2325M(105系SF004編成)で新宮方面へ。
8時37分に紀伊佐野駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線の構内です。多くの若者が下車していきましたね…。
話が変わりますが、JRグループは今日、今年も「秋の乗り放題パス」及び「秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券」を発売すると発表しました。前者は、7850円(こども3920円)で連続する3日間、JR線の普通・快速列車(グリーン車指定席は不可)とBRT及びJR西日本宮島フェリーが利用できるものです。発売期間が9月12日~10月23日、利用期間は10月3日~25日です。一方、後者は、「秋の乗り放題パス」と組み合わせることで、北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内(普通車指定席に限り空席を利用できる)と木古内~五稜郭間を片道1回に限り利用できるものです。価格は2490円(こども1240円)で、発売期間は9月12日~10月25日です。
つづく
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