五能線駅巡りの前にニュースをお伝えします。JR西日本は昨日、七尾線に521系を投入し、413系、415系をお払い箱にすると発表しました。今回投入される415系には、輪島の漆塗りを連想させる茜色のラインが施されます。投入開始は2020年秋であり、2021年春には全15編成30両が揃います。その暁には車載式ICOCAが使用開始となり(無人駅のみ)、めでたく七尾線が全線でICOCA区間になります。これで北陸からは国鉄型車両は消滅しますが、岡山、下関、奈良の国鉄型車両は果たしていつまで活躍することやら。
さて、本題に。11時24分に陸奥森田駅に到着。越水駅に向けて、県道267号を西進。
出発して6分、つがる市森田公民館を通過。
出発して11分、森田郵便局を通過。
森田郵便局からしばらくすると八幡宮の鳥居が。参拝せずに県道267号を辞します。
踏切に向かっていると「売家」が。そこの住人は亡くなられたのか老人ホームに入られたのか。これぞ近未来のニッポンの縮図?!
踏切近くでは、紅葉が見頃を迎えてました。
出発して25分、国道101号に入り「道の駅もりた」に到着。
食事出来そうな所を探していると、旧増田家住宅母屋を発見
そのそば処「案山子」に入り、そば定食でお昼にしました。刺身やローストビーフが入って750円とはコスパ良すぎ。同時に青森県の最低賃金の低さをも実感します。
昼食後はひたすら国道101号を進みます。間もなく新山田川を渡ります。
何もない一帯を2kmほど進み、「ラーメンショップ」に到着。ようやく越水駅への入口の交差点に。
そのローソンで用を足し、左折して越水駅へとアプローチ。
つづく
前回は新潟駅高架化工事の「いま」をお伝えしました。五能線駅巡りに戻りましょう。
その1はこちら
五能線2527Dは、10時54分に中田駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。平成元年10月築の待合所です。トイレは東能代方にありますが、汲み取り式です。
時刻表を。上下それぞれ9本ずつです。滞在時間は26分。
一旦駅舎の中へ。8人分のベンチとなっています。券売機などの類いはありません。
折角なので周辺散策。ホームからの下り口には「れいこ美容室」が。
漆館踏切に出ました。中田駅の入口は、踏切の左手の砂利道です。外から来た人には少し分かりにくいですね。
11時20分発の2826D(キハ48 515+キハ48 1522)で深浦方面へ。
11時24分に陸奥森田駅に到着。一見する限り対面式ホームですが、交換設備が撤去されて棒線化されているのです!
ホーム上にはミニ庭園が。五能線でミニ庭園がある例は、この駅が初めてです。
では駅舎の中へ。委託ながら窓口があり(「みどりの窓口」ではない!)があり、営業時間は7:35~17:05です。トイレは手前に。
それでは駅舎撮影。2016年6月30日に、五能線全通80周年を記念して古民家風にリニューアルされました。
駅前の様子。右手には「西郡食品衛生協会」が。南方に車で5分ほどの所に「つがる地球村」がありますが、そこには行かず越水駅まで歩いていくことに。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問
JR西日本は昨日、昨年の西日本豪雨で運休していた芸備線の狩留家~三次間について、来る10月23日に運転再開すると発表しました(中三田~三次は既に暫定運転している)。これで私的にはほっとしたかな。
それはさておき、2018年5月末に西側乗換跨線橋が閉鎖されて1年あまり、今日ついに東側乗換跨線橋が閉鎖され、新通路に切り替わりました。西側乗換跨線橋が閉鎖されて以来、東側乗換跨線橋は、地平ホームと高架ホームのみならず、万代口と高架ホームを結ぶものでした。地平ホームと乗換跨線橋を結ぶ狭い架設階段、人を追い越したりすれ違ったりするのに難儀したものです。今後は通路が少しばかり広くなると思われます。
それでは、新潟駅高架化工事の「いま」を見てみましょう。
2019年8月11日。新潟駅新1番線になるだろう高架は、既存の高架に迫る高さになっていました。
2019年8月13日。昨日まで使われていた東側跨線橋は、既に多くの部分で窓が閉じられてました。
乗換跨線橋への階段の脇には、意味ありげに広がった間口が。
東側跨線橋の右手には新仮設通路となるだろう鉄骨の構造物が。
2019年8月23日。件の意味ありげな間口は、窓とか蛍光灯とかが付けられてました。
そして、新仮設通路の屋根を。鉄骨がいくつか積み上げられてました。脇には高架となるべき柱がニョキニョキと。
2019年9月6日。高架ホームのコンコースから東側改札に向かう途中、意味ありげに大きな切欠を発見
その向かいでは、万代口改札及び地上改札を結ぶ通路の工事が最終段階を迎えてました。
しかし、そのまま自由通路に出れるかというと、どうやらそうではないようです。
在来線東口改札は、あくまでもステラおばさんのクッキーの脇なのです。
どうやら東口改札をくぐってすぐ左側に折れることになりそうです。
昨日も懲りずに新仮設通路の屋根を。左手には鉄骨が積み上がってました。
2019年9月7日。8~9番線から東側乗換跨線橋への階段は既に「作業員出入口」に。
万代口改札から東側乗換跨線橋への階段の前にはガードマンが立っており、右の新通路へと案内していました。
では新通路を進んでみましょう。以前の乗換跨線橋の1.5~2倍の幅員があるのではないでしょうか。ガラス張りで工事の様子がよく見えるし。
20~30歩くらい進むと、エレベーター(左手)と階段(右手)との分かれ道が。
階段を上がりました。階段はコンコースから地上へ一気に駆け上がる構造です。
東側改札を抜けました。昨日までは直進して8、9番線方面に行けたのが、今日からは一旦ジグザグしなければならないのです。
新潟駅高架化工事の「いま」は以上です。今回の乗換通路の切り替えは、東側乗換跨線橋の解体が目的でしょう。今回設けられた乗換通路は、高架ホームから万代口や8、9番線にスムーズにアプローチするためのものだったでしょう。ただ、高架ホームからCocolo本館へのアプローチが少し面倒臭くなりますが。
さて、新通路に設けられたエレベーターですが、完全高架化後に移設されるバス乗り場用ともみられます。来年に新1番線が供用開始となって完全高架化されれば、高架下の工事が始まって現在の万代口のバスプールが撤去されるでしょう。バス乗り場の完全移設が完了する2023年頃には、新潟交通のバス運行系統はどうなっていくのだろうか。
熊本DC、山陰アフターDCが行われている今、「ひと旅 ふた旅、めぐる旅。」のキャッチフレーズのもと青森県・函館キャンペーンが実施されています。私も森以南の函館本線の駅を巡ってきました。
さて、これからお伝えするのは、2018年10月19~21日の、「秋の乗り放題パス」対応の乗り継ぎ旅です。本来であれば、「北海道命名150周年キネン乗り継ぎ」となるはずでした。函館本線の美唄以北や日高本線の駅巡りをする手筈を立てて航空券も確保してました。しかし、9月6日に北海道地震が発生し、北海道全体がブラックアウトに陥りました。電力事情がどうなるか見通せず、また日高本線が運転再開の目処が立たないことから(実際に運転再開したのは12月になってから)、泣く泣く航空券を払い戻し、宿もキャンセルしました。それでも、ホテルサンルート五所川原の予約が取れ、フェリーの船室を確保したことから、今回の五能線駅巡りと相成りました。
で、この乗り継ぎ旅の題名が「藤崎駅開業100周年キネン乗り継ぎ」となってますが、これにはちゃんと意味があるのです。今回巡ったのは五能線の鳴沢駅以東ですが、五所川原、陸奥鶴田、鶴泊、板柳、藤崎の5駅がそれぞれ開業100周年を迎えていたのです。この旅行記の後半には「りんご」が登場します。どうぞ最後までご覧下さい。
前置きが長くなりましたが、そろそろ出発しましょう。
2018年10月19日(金)。母に送ってもらい、20時40分発の信越線3375M(E129系B16編成)で雨の新津駅を出発。新潟駅で見た越後線172MはE129系A21編成だった21時30分発のバス(新潟200か294)で末広橋へ。10分弱歩いてフェリーターミナル。
この日の苫小牧行きは「らいらっく」。22時15分に乗船すると、ハロウィンがお出迎え。
ツーリストBでひと眠りし、5時頃に秋田港接岸のアナウンス。秋田港はすっかり雨は止んでました。
5時40分に秋田港に接岸し、フェリーターミナルを出ました。このセリオン、今後何回見れるだろうか。
土崎駅に行き、6時22分発の奥羽本線1635M(701系N19編成)で東能代へ。当然ロングシートでしたが、ここで朝食タイム。
東能代にて五能線2527D(キハ48 1509+キハ48 506+キハ40 521)に乗り継ぎます。繁忙期ではないので、余裕で進行方向左側のボックスを取れました。
岩舘駅にて「キハ40 521」が締め切られました。例によって、県境区間では徐行サービス。
森山海岸も絶景に。この日の五能線沿線は
。
深浦駅では12分停車。上りの快速3524D/3526Dと交換します。
深浦駅では地元民がパラパラと乗ってきたものの、ボックス独占は崩れず。行合崎海岸を眺めながら大洋盛で一杯やります。
北金ヶ沢駅では7分ほど停車。キハ48系くまげら編成である「リゾートしらかみ2号」と交換。
その後、鰺ヶ沢駅で「キハ40 521」が開放されましたが大勢は変わらず。
次は、新潟駅高架化工事の「いま」をお伝えします。
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来る「新潟県・庄内エリアDC」に向けて、JR東日本新潟支社は115系に新たな魅力を加えようとしています。8月21日には、N33編成がOMに向けて旅立っていきました。20日までに旧弥彦色になって帰ってくると信じましょう。また、10月12、13日には「村上宵の竹灯籠まつり号」として、115系が久々に村上まで乗り入れます。そして、11月9、10日には115系による「弥彦浪漫」が運転されます。
さて、これからお伝えするのは、2019年5月分の新潟の115系電車です。当然ながらN33編成はキムワイプ色でした。どうぞご覧下さい。尚、特記以外は新潟駅での撮影です。
張子は、2019年5月3日の信越線3481M。N38編成でした。新津駅に7分ほど遅れてやってきました。
新潟駅に行き、越後線143Mを。N35編成+N37編成でした。
越後線1539MはN40編成でした。
2019年5月6日。新津駅にて信越線3481Mを。N40編成でした。
新潟駅に行き、越後線143Mを。冒頭に話題に挙がったN33編成がN34編成を従えてました。
越後線1539MはN38編成でした。
2019年5月11日。信越線3481MはN37編成でした。
越後線143MはN38編成+N40編成でした。
越後線1539MはN34編成でした。
2019年5月12日。新津駅にて信越線3481Mを。N38編成でした。
新潟駅に行き、越後線143Mを。N40編成+N34編成でした。
越後線1539MはN36編成でした。
2019年5月17日。越後線143MはN38編成+N40編成でした。
越後線1539MはN34編成でした。
越後線142MはN37編成でした。
2019年5月18日。信越線3481MはN38編成でした。
越後線143MはN40編成+N34編成でした。
越後線1539MはN36編成でした。
2019年5月25日。さつき野駅にて信越線3481Mを。N38編成でした。
2019年5月26日。新津駅にて信越線3481Mを。お約束通りのN38編成でした。
新潟駅に行き、越後線143Mを。N34編成+N35編成でした。私が115系を撮影する時、他の列車でほぼ独占の時もこの列車では必ずいます。
最後に、越後線1539MはN37編成でした。
2019年5月分の新潟の115系電車は以上です。この月は、特に長期間の運用離脱はなく全ての編成をお見せ出来ました。今回登場したキムワイプ色のN33編成は今は見れません。
冒頭に「N33編成が旧弥彦色になる」と書きましたが、新潟の115系は現在7編成なので、9月21日以降は全て異なる色になります。今後、新潟の115系を撮影する際、編成の見分けが容易化するのではないでしょうか。
次は、「藤崎駅開業100周年キネン乗り継ぎ」をお伝えします。
あしかがフラワーパーク駅に行く前にニュースをお伝えします。近畿日本鉄道は一昨日、来年3月14日に名阪間に新型特急電車80000系「ひのくに」をデビューさせると発表しました。これまでの「アーバンライナー」と同様の6両編成で、両先頭車が「プレミアムカー」、真ん中の4両が「レギュラーカー」です。「ひのくに」に乗るには、乗車券・特急料金の他に特別車両料金が「プレミアムカー」の場合には900円、「レギュラーカー」の場合には200円それぞれ課されます。何でも、この「ひのくに」というネーミング、東京五輪への機運醸成というべきか、それとも「近畿日本鉄道」の原点回帰というべきか。
前回はこちら
さて、本題に。NH386便は13時24分に羽田空港に到着。13時42分に手荷物を受け取り、13時51分発の京急の快特(京成7800形7818編成)で品川へ。品川到着後、速攻で上野東京ライン1590E(E233系U629編成)に乗り継ぎました。
15時42分に小山駅に到着。両毛線458M(211系A28編成)に乗り継ぎます。この時点で気温は37℃。
16時38分にあしかがフラワーパーク駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
では駅舎の中へ。駅員の立てるスペースがありますが、基本的に無人駅で、自動券売機と簡易Suica改札機だけです。
それでは駅舎撮影。2018年4月1日開業で、駅に向かって昇段する形状です。で、あしかがフラワーパーク駅には周囲を含めて座れる場所はありません。
トイレは向かいにある仮設タイプ。あしかがフラワーパークの敷地内にあるのです。
駅から東に5分ほど進んだ所には、あしかがフラワーパークのエントランス。唯一の座れるスペースだったので、ここで見取り図を描きました。
描き終えると既に「蛍の光」が。半ば追い出された中見たものは蓮の花。
で、あしかがフラワーパークの隣には白鷗大学足利高校富田キャンパスが。
駅前に戻り、配電盤の前で青砥酒造のほろ酔いカップで打ち上げ。それにしても、ゲリラ豪雨の予感。。
矢張りというべきかゲリラ豪雨。17時21分発の462M(211系A61編成)で高崎へ。
18時39分に高崎駅に到着。19時2分発の「Maxとき339号」(E4系P19編成+P21編成)で長岡へワープ。成城石井で購入した7種具材のキンパとヨーグルトで夕食。
19時49分に長岡駅に到着。速攻で55分発の信越線3375M(E129系B4編成)に乗り継いで新津に帰還しました。
「山陰本線全駅下車への道・第8回」は以上です。今回は、山陰本線の赤碕~安来間の各駅を巡り、玉造温泉駅の再訪も果たしました。
何といっても、この旅の最大の収穫は、木次線全駅下車達成でした。2010年冬からやり始めた木次線駅巡り。この乗り継ぎ旅でようやく成し遂げられました。JR西日本の次の廃線候補といわれていますが、木造駅舎を本当に大切にする姿勢が見て取れました。出雲八代駅は、この旅で訪問した中で最も印象に残った駅舎です。
さて、「山陰本線全駅下車への道」は、現在「第9回」まで終わっています。これで出雲市~戸田小浜間を除く各駅の訪問を終えたことになります。しかしながら、ここにきて、今回登場した大山口駅、米子駅の他に改築の動きが出ています。「第2回」で登場した八木駅、柴山駅はそれぞれ、現在改築中です。「第4回」で登場した居組駅は、この春に小ぶりの木造駅舎に生まれ変わったと聞きます。「第6回」に登場した阿川駅は、これから木造駅舎を撤去して新たな待合所にすると聞きます。「第7回」で登場した直江駅、荘原駅は、それぞれ老朽化のため改築予定です。
あの暑かった夏が終わり、長雨の季節になりました。次は、新潟の115系についてお伝えします。
最後までお読みいただきありがとうございます。