高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

想い出づくりのお手伝い ~南の学校のスキー教室~

2009年01月16日 | Weblog
 今朝は-23.5℃まで冷え込み、アメダスの観測地点では、菅平が全国で一番低い気温を記録しました!

 さて、その菅平高原には、毎冬、たくさんの中高生がスキーにやってきます。主に四国や九州など、雪が積もらない地域にある学校がスキー教室を行っているのです。1月中旬から2月上旬にかけて、そのスキー教室が集中するので、私もこの時季ばかりはインストラクターとして狩り出されます。

 南国からはるばる飛行機に乗ってやってくる生徒のほとんどは、今までに一度もスキーをしたことがありません。ですので、スキー教室は、スキーの履き方やストックの持ち方といった、基本的なことからスタートします。

 最初は、スキーを履いて歩くことすらままならない生徒たち。何度も何度も転んで、中には途中でめげそうになる生徒もいます。でも、半日もすれば何とかプルークボーゲンができるようになり、その後は1本滑るごとに見る見る上達します。それと同時に、最初は曇りがちだった瞳もどんどん輝き始め、「めっちゃ、楽しい!」と叫びながら滑る姿を見ると、私も嬉しくなります。そして、スキー教室が終わりに近づくと、たいがいの生徒は、「えーっ、もう終わり? せっかく面白くなってきたとこなのに!」と残念そう。スキー教室はたった数日ですが、生徒と別れる時は、ちょっと寂しい気持ちになります。

 雪が降らない地域に住む子供たちにとっては、とても貴重な体験ですが、その想い出づくりのお手伝いができるのは嬉しいことです(^^)

       

 この3日間担当したのは、高知県のとある高校。朝はものすごい冷え込みでしたが、日中は-2℃まで上がりました。お天気も良く、絶好のコンディションでした。

       

 赤いウェアーの子たちが生徒さんです。今回は総勢280名の大所帯。1人のインストラクターが10人くらいの生徒さんを受け持ちます。つまり、大きな学校になると、1校だけで約30人のインストラクターが必要になるのです。
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