2018年の総集編、4回目は「山野草」編です。自生する山野草の多くが絶滅の危機に瀕しています。最大の理由は、生息地である“草原”が激減しているからです。日本では昔から国土の20%くらいが草原でした。洪水や山火事、土砂崩れなどの自然災害でつくられる草原と、採草地、牧場、里山など、人がつくった草原があったからです。しかし、今は、自然災害が抑制され、草原を維持する必要がなくなった結果、草原の面積がついに1%を切ってしまったのです。
峰の原高原は、かつて、ふもとの村々の採草地であり、その後、その一部がスキー場になったので、辛うじて山野草が命をつないでいます。今は、ペンション村の有志が集まって、細々とですが、山野草を保護する活動を続けています。地元の山野草には、品種選びや植栽方法など、庭づくりのヒントもたくさん詰まっています!
↑早春に咲くエンレイソウ。これは、個体数が少ない白花。黒の方が多く生息しています。
↑まとまって咲くことが多いアヤメ。
↑カラマツ林を好むベニバナイチヤクソウ。峰の原には、国内最大級の群落があります。
↑花穂のカーブとグラデーションがきれいなクガイソウ。ベロニカの原種です。
↑こんなにたくさん花をつけるオオバギボウシ。ホスタの原種です。
↑ユウスゲは一日花ですが、代わる代わる咲き続けます。
↑ヤナギランは蘭という名前が付いていますが、アカバナ科の植物。
↑年々、個体数が増えているコオニユリ。小さなゆり根が付いているので、たまにいのししに食べられます。
↑絶滅が危惧されているキキョウ。
↑お客さんに草原を案内していると、「これは、植えた物ではないんですよね?」って聞かれることがありますが、もちろん、どれも自然に咲いている花々です。
↑オミナエシとツリガネニンジン。
↑ピンクの花はヤマハギ、白い花はヤマハハコ。
↑奥の黄色い花はハンゴンソウ。手前には、マツムシソウが咲いています。
↑ワレモコウとオミナエシのコラボレーション。
↑今年も出会えた白いマツムシソウ。白花はとても珍しい。
↑雌しべや雄しべの造形が美しいウメバチソウ。
↑リンドウとアキノキリンソウ。反対色の共演。
↑薄いピンクから濃い紫まで、株によって花色が変わるノコンギク。
↑晩秋に咲くイタドリ。ピンクもあります。
↑キリンソウ(手前はアヤメ)のシードヘッド。種を落として、命を未来につなぎます。
峰の原高原は、かつて、ふもとの村々の採草地であり、その後、その一部がスキー場になったので、辛うじて山野草が命をつないでいます。今は、ペンション村の有志が集まって、細々とですが、山野草を保護する活動を続けています。地元の山野草には、品種選びや植栽方法など、庭づくりのヒントもたくさん詰まっています!
↑早春に咲くエンレイソウ。これは、個体数が少ない白花。黒の方が多く生息しています。
↑まとまって咲くことが多いアヤメ。
↑カラマツ林を好むベニバナイチヤクソウ。峰の原には、国内最大級の群落があります。
↑花穂のカーブとグラデーションがきれいなクガイソウ。ベロニカの原種です。
↑こんなにたくさん花をつけるオオバギボウシ。ホスタの原種です。
↑ユウスゲは一日花ですが、代わる代わる咲き続けます。
↑ヤナギランは蘭という名前が付いていますが、アカバナ科の植物。
↑年々、個体数が増えているコオニユリ。小さなゆり根が付いているので、たまにいのししに食べられます。
↑絶滅が危惧されているキキョウ。
↑お客さんに草原を案内していると、「これは、植えた物ではないんですよね?」って聞かれることがありますが、もちろん、どれも自然に咲いている花々です。
↑オミナエシとツリガネニンジン。
↑ピンクの花はヤマハギ、白い花はヤマハハコ。
↑奥の黄色い花はハンゴンソウ。手前には、マツムシソウが咲いています。
↑ワレモコウとオミナエシのコラボレーション。
↑今年も出会えた白いマツムシソウ。白花はとても珍しい。
↑雌しべや雄しべの造形が美しいウメバチソウ。
↑リンドウとアキノキリンソウ。反対色の共演。
↑薄いピンクから濃い紫まで、株によって花色が変わるノコンギク。
↑晩秋に咲くイタドリ。ピンクもあります。
↑キリンソウ(手前はアヤメ)のシードヘッド。種を落として、命を未来につなぎます。
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